ゲームから読書までマルチに活躍
HP 27fwの下部ベゼルの底面には操作ボタンが搭載されており、OSDの各種機能を操作することができる。
たとえば表示モードの場合、「動画」や「写真」などの基本的なモードに加え、長時間使用する際に目が疲れにくいようブルーライトを低減する「低ブルーライト」、ブルーライトを最小限に抑えて睡眠への影響を軽減する「夜間」、ブルーライトと輝度を室内表示用に最適化する「読書」、など、眼精疲労に配慮したプリセットモードがあらかじめ用意されている。また、AMDの対応ビデオカードを搭載したPCの場合はゲームプレイ時にカクつきやチラつきを抑える「ゲーム-FreeSync」モードも利用できる。
利用シーンに合わせてこれらのモードを選ぶだけで表示を最適化してくれるのはとても便利。今回は「ゲーム-FreeSync」モードも試してみたが、一般的な液晶ディスプレーだと描画処理の関係で映像が上下にスライスされたように表示されるティアリングなどの現象も効果的に抑えられており、ゲームの画面がとても見やすかった。
このほか、色味やコントラスト、シャープネス、省電力設定など、さまざまな項目が用意されており、用途や好みに合わせて細かくカスタマイズすることが可能だ。
コストパフォーマンスのよさも魅力的
洗練されたデザインのボディに高品位な液晶パネルを搭載したHP 27fw。日本HPの直販サイトでは、通常価格が2万7800円(税抜)と3万円を切っており、コストパフォーマンスはかなり高い。
本稿執筆時点では、「39%オフ!キャンペーン価格」が適用されており、なんと1万6800円(税抜)で購入することができる。税込みでも2万円を切る価格で、性能や質感のよさを考えると非常にリーズナブルだ。2台セットだと3万2900円(税抜)という価格になり、さらにお得。マルチモニター環境を構築したいと考えている人は、この機会に購入を検討してみてはいかがだろうか。
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