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ミンチー・クオ氏の予測:

アップル新型iPhone、新アンテナ素材でコスト削減か

2019年05月10日 10時30分更新

アンテナ性能は変わらない模様

 アップルは新型iPhone XS、XS Max、XRのアンテナの素材に、従来の液晶ポリマー(LCP)ではなく、変性ポリイミド(MPI)を採用する。アップル関連の著名アナリスト、ミンチー・クオ氏がその予測を5月5日に発表した。

 クオ氏によると、iPhone XSなどのアンテナ素材に現在採用されている液晶ポリマーは、技術的な問題と製造上の問題により通信パフォーマンスが制限されているという。

 これを製造が簡単な変性ポリイミドに切り替えることで、液晶ポリマーと変わらない通信パフォーマンスを発揮しつつもコストダウンを図れるとのことだ。

 通信パフォーマンスが同じなのであればユーザー体験に影響が出るわけではないだろうが、iPhoneの製造コストは値段に直結するため下がることは歓迎したい。


筆者紹介:篠原修司

1983年生まれ。福岡県在住のフリーライター。IT、スマホ、ゲーム、ネットの話題やデマの検証を専門に記事を書いています。
Twitter:@digimaga
ブログ:デジタルマガジン

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