キヤノンは5月9日、オフィスや流通、小売り、医療、調剤などの業種向けに、プリンターと複合機15モデルを発表した。発売開始日は5月16日で、価格は1万5984円から。
A3カラーに対応するプリンターのLBP850シリーズは「Satera LBP853Ci」「Satera LBP852Ci」「Satera LB851C」の3モデルを用意している。
プリント速度はカラー/モノクロともに、Satera LBP853Ciが毎分46枚(A4片面)で、Satera LBP852CiとSatera LB851Cは毎分36枚(A4片面)を実現。ファーストプリントはSatera LBP853Ciがモノクロが5.5秒、カラーは6.2秒、Satera LBP852CiとSatera LB851Cはモノクロが6.7秒、カラーは7.4秒で印刷できる。
全モデル共通で、最大給紙容量は3320枚。アプリケーション拡張プラットフォーム「MEAP ADVANCE(LBP版)」を標準搭載する。オンラインサポートサービス「NETEYE(ネットアイ)」に対応しており、本機の状態を常に見守ってくれる。医療や流通小売りのPOPなどの業種要件もカバーできる。
最大5段カセット給紙を実現。処方箋はA4やA5などの普通紙、薬情はA4普通紙、薬袋はA5やB5、A6といった専用紙など複数の用紙を収納可能で、調剤業務を効率化できる。
POP/ポスター作成システム「ポップエース」を使用できる。プライスPOPやコトPOP、長尺POPなどに対応。異なるサイズのPOPをまとめて1枚に印刷できる。訴求力を向上させたPOPを作成可能な「POP印刷最適化モード」も用意している。参考価格は18万144円〜34万344円。
A4カラーが印刷できるプリンターのLBP660シリーズは「Satera LBP664C」「Satera LBP662」「Satera LBP661C」の3モデル、LBP620シリーズは「Satera LBP622C」「Satera LBP621C」の2モデルをそれぞれラインナップした。
プリント速度はカラー/モノクロともに、LBP660シリーズが毎分27枚(A4片面)、LBP622Cは毎分21枚(A4片面)、Satera LBP621Cは毎分18枚(A4片面)を実現。ファーストプリントはLBP660シリーズがモノクロが7.7秒、カラーは8.6秒、LBP620シリーズはモノクロが10.4秒、カラーは10.5秒で印刷できる。
最大給紙容量はLBP660シリーズが940枚で、LBP620シリーズは250枚。NETEYEに対応している。参考価格はSatera LBP664Cは10万5840円、Satera LBP662は8万9424円、Satera LBP661Cは6万6744円、Satera LBP622Cは5万1624円、Satera LBP621Cは2万5704円。
A4カラーに対応する複合機のMF740シリーズは「Satera MF745Cdw」「Satera MF743Cdw」「Satera MF741Cdw」の3モデル、MF640シリーズは「Satera MF644Cdw」「Satera MF642Cdw」の2モデルをそれぞれ用意した。
プリント速度はカラー/モノクロともに、MF740シリーズが毎分27枚(A4片面)、MF640シリーズは毎分21枚(A4片面)を実現。ファーストコピーはMF740シリーズのモノクロが9.8秒、カラーは11.3秒、MF640シリーズはモノクロが11.4秒、カラーは13.4秒で印刷できる。
全モデル共通で、業務に便利とうたうアプリケーションライブラリーを使用可能。最大給紙容量はが940枚で、標準カセット容量は250枚。NETEYEに対応する。参考価格はSatera MF745Cdwが10万2384円、Satera MF743Cdwは8万2944円、Satera MF741Cdwは7万7544円、Satera MF644Cdwは6万4584円、Satera MF642Cdwは5万9184円。
A4モノクロ印刷に限定させたプリンターのLBP160シリーズは「Satera LBP162(Wi-Fi/LAN)」と「Satera LBP161(LAN)」の2モデルをラインナップした。両モデル共通して、プリント速度は毎分28枚(A4片面)で、ファーストプリントは5.2秒を実現。ビジネス利用に最適とするクローズドトレイ方式を採用している。参考価格はSatera LBP162が1万8144円で、Satera LBP161は1万5984円。
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