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スマホからの利便性を大幅強化

キヤノン、インクジェット複合機の2019年秋モデル7機種を一挙発表

2019年08月29日 13時00分更新

「PIXUS XK60」、チルト式に自動オープンするフロントパネルには4.3型タッチパネルを装備、L判フチなし印刷およそ14秒と高速印刷が可能

 キヤノンマーケティングジャパンは8月29日、カラーインクジェット複合機の2019年モデル7機種を発表した。9月5日発売予定。

 いずれもインクジェットプリンターとスキャナーが一体化した複合機。パーソナル向けのPIXUSシリーズとしては「PIXUS XK60」(6色インク)、「PIXUS TS8330」(6色インク)、「PIXUS TS7330」(5色インク)、「PIXUS TS6330」(5色インク)、「PIXUS TS5330」(4色インク)の5機種が用意される。全モデルがWi-FiとBluetoothに対応、背面トレイ/前面給紙カセットの2Way給紙と自動両面印刷に対応する。

「PIXUS TS8330」、チルト式に自動オープンするフロントパネルには4.3型タッチパネルを装備。L判ふちなし印刷はおよそ18秒

 PIXUSシリーズでは、とくにスマホ利用者の増加に対応。TS7330/TS5330ではプリンターのQRコードをスマホで読み取ってアプリをインストール、無線LANの設定やプリント/コピー/スキャンの操作、状態確認やトラブルシューティングまでスマホで行なえるようにしている。また、TS7330/TS5330では本体に大型操作パネルを持たない代わりにステータスバーと呼ばれるランプが装備されており、主にスマホから利用する場合でも動作がわかりやすい工夫がなされている。

「PIXUS TS7330」、1.44型有機ELパネルを装備、L判フチなし印刷およそ18秒

 スマホアプリとしては、LINEやFacebook Messengerのトーク画面上から送信された写真を印刷する機能や、スマートスピーカーLINE Clovaからの音声操作が利用可能になる(いずれも12月対応予定)。

「PIXUS TS6330」、3型タッチパネル液晶を搭載、L判フチなし印刷およそ18秒

「PIXUS TS5330」、1.44型有機ELパネルを搭載、L判フチなし印刷およそ36秒

 ビジネスユース向けのインクジェット複合機として「G7030」(4色インク)と「GM4030」(モノクロ)がラインアップ。Gシリーズは大容量インクタンク「GIGA TANK」を採用しており、いずれも給紙トレイ/給紙カセットの2Way給紙やADFを装備する。G7030はカラー印刷可能でファクシミリ機能搭載、GM4030はファクシミリ機能がなくモノクロ専用機となっている。

「G7030」、ADF・ファクシミリ付きで4色独立特大インクタンクを採用

「GM4030」、AFD付きモノクロ複合機(オプションでカラーカートリッジも用意される)

 価格はいずれもオープンプライス。

※お詫びと訂正:掲載スペックに誤記がありました。正しい情報に訂正してお詫びします。(2019年9月3日)

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