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「バーチャルマーケット3」開催を発表! VRの最新の活用法や未来も語られた

2019年04月23日 21時00分更新

MRやVRは実際の手術現場や医療の教育に役立っている

 次に「VR都市空間のインフラ技術」という題にて、Smartly.io社セールスディレクター 坂本達夫氏がモデレーターにVRを学術的な観点からみたセミナーが行なわれた。最初に登壇したのは、HoloEyes株式会社取締役COO、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員 杉本真樹氏。

Smartly.io社セールスディレクター 坂本達夫氏

HoloEyes株式会社取締役COO、東京大学先端科学技術研究センター客員研究員 杉本真樹氏

 杉本氏は、実際の医療現場で活用されているMR(Mixed Reality)、VR(Virtual Reality)などの技術紹介、解説を行なった。たとえば、実際の手術現場にてCTスキャンもしくはMRI検査にて撮影した患者の臓器や血管を、実際の患者に当て込み、手術をしていると紹介。MRとは、現実に見えている映像に、CGなどを合成し、現実世界とバーチャル世界を融合する概念である。

杉本氏の会社では、ひとり1万円、15分でこうした患者用のアプリを作っているという

MRで患者の臓器をモデリングすれば、手術前に詳細な情報を得ることもできる

VR上であれば、平面のモニターと異なり、あらゆる角度から患者の臓器を見ることも可能

デジタルデータであれば、クラウドなどを活用し、簡単にデータ共有も行なえる。VRやMRアプリを空間上でクラウドサービスからダウンロードし、VRまたはMRヘッドセットにて見ることもできる

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