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憧れの名車・珍車がズラリ! オートモビル カウンシル2019に行った!

2019年04月10日 15時00分更新

最近復活したトヨタのスポーツモデル
トヨタ「スープラ 3.0GT (A70型)」

 セリカXXの輸出名がスープラ。3代目から改名し、1986年から日本でもスープラになり、高級・高性能なスペシャリティーカーとしてデビューした。A70型と呼ばれる本作は、2000GT以来となる4輪ダブルウィッシュボーンのサスペンションを採用。フロントに3000cc直列6気筒ターボエンジンをマウントし、リア駆動するスタイルを採る。その後、A80が登場。そして今年にA90型のGRスープラがデビューする。

スーチャーモデルが刺激的すぎた
トヨタ「MR2(AW11)」

 1984年に登場した国産市販車初のミッドシップエンジン・リアドライブのスポーツカー。1984年度の日本カーオブザイヤー受賞車で、その後、Tバールーフやスーパーチャージャーを搭載した派生モデルが誕生した。MR2はその後、1989年にSW20型へチェンジ。1999年にMR-Sというオープン2シーターへと変わって2007年に終売。以降、トヨタからはミッドシップ2シーターは登場していない。

ブルドッグの愛称が印象的
ホンダ「シティ」

 1981年に発売開始するや、印象的なCMと共に一世を風靡したコンパクトカー。トールボーイというスタイリングと丸い2灯ヘッドライトは、その後軽自動車の「トゥデイ」にも引き継がれた。シビックのクラスチェンジ(1500ccエンジン搭載化)により、コンパクトモデル(1200cc)の必要から生まれたと言われれている。その後、カブリオレや100馬力を発するターボエンジンを搭載した「ブルドッグ」などの派生モデルが数多く登場した。

800馬力に改造したくなる
日産「フェアレディZ-L」

 1969年、それまでのオープンスポーツ「ダットサン・フェアレディ」から一新。アルファベットの最後の文字であることから究極を意味するZを付けて、S30型「フェアレディZ」が登場した。ヨーロッパ製の高級グランドツーリングカーに匹敵するスペックと、魅力あるスタイルを兼ね備えながら、格段に廉価であったことで、北米市場を中心に大ヒット。8年間で52万台を販売し、自動車史上もっとも売れたスポーツカーとして知られている。フロントに搭載するL型直列6気筒エンジンは、SOHCを備えた2000ccクラスの最新式。当初は、4速MTのフェアレディZと、5速MTで上級モデルZ-Lがあった。

ニュル最速記録を更新した
日産「NISSAN GT-R NISMO N-Attack Package」

 2013年にR35型NISSAN GT-Rのラインアップに加わったNISMO。その企画の中で、一般公道も走行可能なオプションを取り付けて、世界でもっとも難関と言われるドイツ・ニュルブルクリンク北コースでの市販車最速レコードに挑戦した。4名のドライバーが各2周アタックした中、ミハエル・クルムが7分8秒679を叩き出し、それまで自らが打ち立てた市販車最速記録を10秒近くも更新した。ボンネットにはその時のサインが記されている。

50勝以上したハコスカの記念モデル
日産「スカイライン 2000GT-R」1969年JAFグランプリ優勝車仕様(No.39)

 1969年に量産車世界初の4バルブDOHCエンジンを搭載した高性能セダン「スカイライン2000GT-R」、通称ハコスカが誕生した。その年の5月に富士スピードウェイで開催されたJAFグランプリに篠原孝道選手がステアリングを握ったハコスカが勝利。その後、怒涛の49連勝を含む52勝を上げて、日本レース界に不滅の金字塔を打ち立てた。この車両はその1勝目を挙げた車両である。

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