自分そっくりのアバターで洋服のコーデが試せるスマホアプリ
ブルームスキーム×SHIBUYA 109エンターテインメント
洋服を買うときに、リアル店舗に行くにしてもECサイトを使うにしても、似合う服を見つけるには時間がかかる。「Kimakuri」は、人工知能と3Dスキャニング技術により、自分そっくりのアバターに試着させてコーデが試せるアプリだ。最大30体のアバターに服を着せた姿が見られる。
3月7日に公開された体験版では、顔写真をアップロードして、体型のサイズを入力すると、自分そっくりのアバターが作成できる。正式版では、体型も全身写真のアップロードで認識できるようになる予定だ。洋服の3Dデータ化は3Dスキャニングで容易にモデリングが可能。さらに、アバターに服を着用させる技術は特許を出願中だ。
SHIBUYA 109とのコラボでは、109のすべてのECサイトの商品画像に試着ボタン、ファッション誌などの紙媒体にはQRコードを掲載し、自分のアバターで試着できる提案を実施。リアル店舗では、会員のアバターに新作の服を着せた状態で配信して来店を促せる。今夏、10店舗でのテストマーケティングを実施する予定だ。
スマートロック+置き配バッグで、マンションの付加価値を向上
Yper×Connected Design株式会社
Yperは、置き配バックとスマホアプリを使った物流システム「OKIPPA」で、再配達問題に取り組むスタートアップ。宅配ボックスは物件オーナーでなければ設置できず、導入コストが高いが、OKIPPAバッグは、4000円以下で購入でき、個人が手軽に導入できるのが魅力だ。2018年12月には、杉並区の1000世帯で日本郵便との実証実験を1ヵ月間実施したところ、不在率は51%のうち、OKIPPAを使うことにより再配達の61%削減に成功した。
現在、東急のスマートロック導入物件の約8割には、宅配ボックスがないという。そこで、Connected Design社のスマートロックとOKIPPAを組み合わせた導入を提案。シングル世帯向けに、セキュリティーの安全性と宅配物の受け取りの利便性をアピールでき、物件価値を安価かつ手軽に向上できる。また、OKIPPAの利用状況から住人の入退去情報を予測すれば、ケーブルテレビの営業のタイミングにも活用できそうだ。
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