週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

社会生活における様々な場面をVRでトレーニング

発達障害者向けのVR支援プログラム開発

2019年03月25日 14時50分更新

 ジョリーグッドは3月15日、発達障害者向けのソーシャルスキルトレーニング(SST)のVR支援プログラム「emou(エモウ)」を開発した。専門医監修のもとで開発され、利用者は社会生活における様々な場面を、実際の空間で体験しているかのように何度でもトレーニングができる。

 本サービスの第一弾として、全国でSSTを実施している就労移行支援事業や放課後等デイサービスなどの支援機関、特別支援学級を設置する小学校中学校向けにパッケージ提供を開始する。価格は月額5万円から。

 emouは、学校生活や職場などの日常生活の中で必要となるソーシャルスキルを、VR内で体験トレーニングできる発達障害支援プログラム。学齢期向けコンテンツと就労移行期向けコンテンツの2種類が用意される。本サービス第一弾のパッケージ版では、専門医監修のVRコンテンツによるSSTプログラムの指導マニュアルを含めて提供。進行プログラムとセットで提供されるため、経験の浅い支援スタッフでもSSTを実施できるとのこと。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう