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ワイヤレス全盛の今、有線式イヤフォンを選ぶ理由:Xperia周辺機器

2019年03月17日 10時00分更新

IER-M7のドライバーハウジングは樹脂製
4つのBAで4つの帯域を受け持つ4BA-4WAY

 一方、IER-M7のドライバーハウジング部は樹脂製で、ハウジング天面にはテクスチャーがなくフラットになり、全体として光沢のあるブラックの塗装で覆われています。バランスド・アーマチュア・ドライバーを4基(フルレンジ×2+ウーファー+トゥイーター)搭載した4つのBAで、4つの帯域を受け持つ4BA-4WAYです。

 イヤーピースのはめ込み部分がモールドになっているのも特徴的です。素材は樹脂製ではあるものの、遮音性の高いノイズブロック構造は共通のもの。

 そして、付属品が充実しています。イヤーピースはIER-M9とIER-M7ともにハイブリッドイヤーピースが7つ、トリプルコンフォートイヤーピースが6つの合計で13種類が付属。違いは、ハイブリッドイヤーピースは、耳に触れる部分は柔らかく、音を通す管には硬い2種類の硬度のシリコンゴムに独自開発のシリコンフォーム素材を組み合わせたもの。フィットしやすく長時間リスニングでも疲れにくいので常用に向いてるタイプです。

 トリプルコンフォートイヤーピースは、管の部分に2種類の硬いシリコンゴムを採用して、耳に触れる部分に独自開発のシリコンフォーム素材を使用しているもの。傘部分に厚みと柔らかさが同居しており、装着時により耳の中をしっかり埋める追従性が非常に優れているタイプ。肉厚で収縮性に優れたトリプルコンフォートイヤーピースは、耳の中でギュッと多くの部分を密着するおかげで、音漏れはもちろん外からの騒音の遮音性も高いのが特徴です。

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