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2つの国際線に導入

スペインの航空会社がVRコンテンツを試験採用

2019年03月01日 13時35分更新

 スペイン・イベリア航空はInflight VRと提携を発表。旅客機内でInflight VRのVRシステムを試験的に採用し、VRコンテンツを乗客に提供する。

 Inflight VRはバルセロナとミュンヘンに拠点を構えるスタートアップで、航空機内での使用に特化したVR運用の研究と提供を行なっている。同社が提供するVRシステムでは、VR動画やVRゲームの他に、通常の映画などの視聴も可能。まずは2つの国際線の路線に導入され、マドリード発ニューヨーク着の便と、マドリード発テルアビブ着の便で使用される。

 乗客は6ユーロ(およそ750円)でシステムがインストールされた一体型VRヘッドセット「Pico G2」をレンタルする仕組み。2019年2月からこの試みは行なわれており、半年間試験運用を継続予定。8月に今後もVRコンテンツを採用するかどうかの判断が行なわれるという。

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