リコーとリコーイメージングは2月25日、約2300万画素相当の360度カメラ「RICOH THETA Z1」を発表した。ワンショットで静止画や動画を撮影できる360度カメラ「RICOH THETA(リコー・シータ)」シリーズの最上位機種。販売開始は3月下旬からで、価格は12万6900円。
コンパクトなボディーに1.0型の裏面照射型CMOSイメージセンサーを搭載し、360度の静止画を撮影できる。新たに絞り優先など多彩な撮影モードに対応しており、屋外や暗所など撮影シーンを選ばずに撮影可能。動画撮影時には回転3軸補正の強力な手ぶれ補正機能で、4K、30fps相当の360度の動画撮影を実現する。
本体に0.93型有機EL情報パネルと、Fnボタンを搭載。撮影残り枚数や露出設定などの各種情報が一目で確認できるので、カメラ単体の操作性が向上したという。JPEGにくわえて、新たにRAWの保存に対応。一般的なデジタル一眼レフカメラと同じで、本格的な画像編集ができる。
Androidベースのシステムを採用しており、アップデートによる基本性能の向上だけではなく、プラグインの追加インストールで多様な機能拡張を実現する。作品志向が強い写真愛好家やパノラマフォトグラファー、ビジネスシーンのプロフェッショナルにも最適とのこと。カラーはブラックのみ。
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