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シャープ「AQUOS zero」は軽さと速さがウリのハイエンドスマホ

動作は速く、電池持ちも良い

 OSはAndroid 9を初期搭載している。CPUはSnapdragon 845。メモリーは6GB、内蔵ストレージは128GB。

 Android 9は、ホームボタンが画面下に短いバーとして表示される。上にスワイプするとアプリ一覧、スワイプを画面中央あたりで止めるとマルチタスク画面に切り替わる。ホームボタンを右にスワイプすると、直前に使用していたアプリの画面が表示される。

ホーム画面。画面下の小さなバーがホームボタン

アプリ一覧。上方向にスワイプして表示

マルチタスク画面。アプリの切り替えや終了といった操作が可能

ホームボタンを右にスワイプして、直前に使っていたアプリを表示できる

 スマホのパフォーマンスを数値化して評価できる「AnTuTu Benchmark」アプリでベンチマークを計測してみると、「283931」を記録。その後も複数回計測してみたが、260000以上は常に維持していた。実際、使っているときはアプリの挙動が遅くなるといったことはなかった。

最高スコアは「283931」

 バッテリーは3130mAh。ウェブサイトを見たり、写真を多く撮ったりした日でも、充電が必要になることはなかった。また、充電時の発熱を防ぐパラレル充電に対応。2つの充電ICを搭載することで、充電時でも動画視聴やゲームが楽しめる。

 その他のスペックとしては、指紋認証・顔認証の両方に対応し、防水(IPX5/8)・防塵(IP6X)性能を備えている。おサイフケータイ、NFCにも対応。フルセグ/ワンセグには対応していない。

アウトカメラの下に指紋センサー。人差し指で無理なく触れられる自然な位置だ

「軽さ」と「速さ」が最大の魅力

 なんといっても、本体の「軽さ」は非常に魅力だ。このサイズのスマホとしては圧倒的に取り回しが良く、写真撮影や動画視聴時の持ちかえ動作がまったく負担にならない。アーチ状のフォルムも含めて、「使いやすさ」を重視したことがわかるデザインだ。

 同じく、高い処理性能も魅力的。動作のもたつきがなく、常にサクサクと動いてくれることも操作性・快適さの点でかなり満足できる。軽さと相まって、使用時のストレスの無さは高く評価したい。

 ハイエンドスマホでありながら、軽量化を実現し、速さを追求したAQUOS zero。使いやすさと操作性を重視する人にオススメだ。実際に手に取ってみて、まずはその軽さに驚いてみてほしい。


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