ハイセンスジャパンは2月19日、4K有機EL搭載のフラッグシップモデル「55E8000(55V型)」と、4K ULED搭載のフラッグシップモデル「65U7E(65V型)」「55U7E(55V型)」を発表した。
55E8000は新4K衛星放送に対応するBS/CS 4Kチューナーを内蔵。東芝映像ソリューションと共同開発した「レグザエンジンNEO plus」を搭載することで、日本基準の画質を実現したとしている。ノイズを抑えてクリアな映像を再現する「地デジ高画質処理 plus」や、映像の種類を識別して解像処理する「BS/CS 4K画像処理 plus」を採用した。
合計12種類のVODに対応する「VIDAA(ヴィダー)スマートシステム」も採用。ホーム画面でコンテンツの表示を入れ替えるなど、自由にカスタマイズできる。付属のリモコンには、NetflixとYouTubeのボタンを用意した。新たにDAZNにも対応する。
地上デジタル放送、BSデジタル放送、110度CSデジタル放送の3チューナーを用意しており、2番組同時録画が可能。ハードディスクは外付けを用意する必要がある。Google アシスタントを搭載したGoogle Homeなどのスマートスピーカーにも対応しているので、ハンズフリーで操作ができる。
65U7Eと55U7Eは55E8000と同じで、新4K衛星放送対応のBS/CS 4Kチューナー、レグザエンジンNEO plus、VIDAAスマートシステムを搭載。くわえて、FPSや格闘ゲームなどに最適とうたう「ゲームモード」や、スポーツの速い動きにも対応する「スポーツモード」を用意した。
2018年に同社は東芝ソリューションを傘下に収めた。営業部長の岩内順也氏は「日本基準の画質のラインナップを加えることによって、我々ハイセンスは日本市場において普及タイプからフラッグシップモデルまで、国内メーカー以外では初めて揃えた。今後、ハイセンスは日本市場において、なくてはならないメーカーになる」と意気込む。
55E8000は販売が4月上旬で、価格は24万8400円前後。65U7Eは販売が3月中旬からで、価格は19万4400円前後。55U7Eは販売が3月中旬からで、価格は16万2000円。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります