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実証実験を2月8日から都内でスタート

ダイドー、自販機の電力を活用した無償充電サービス

2019年02月08日 18時30分更新

 ダイドードリンコは自動販売機(以下、自販機)の電力を活用した無償充電サービス「レンタル充電器」の実証実験を2月8日から東京都内でスタートしました。

USB充電ポートを無償で利用できる。

 スマートフォンやタブレットが急にバッテリー切れになってしまった人に、充電できる環境を提供するという取り組み。対象自販機には、無償で利用できるUSB充電ポートが設置。特に、飲料の購入といった条件はありません。ただし、充電には手持ちのUSBケーブルが必要。

 利用方法は以下。


<利用方法>
1.USB充電ポートにお手持ちのケーブルを差し込み、機器の充電を開始してください。
2.5分間を目途に充電していただき、完了後ケーブルを取り外してください。
3.SNSをご利用されている方は「#dydocharge」を付け、ご感想等の投稿をお願いいたします。
※投稿内容より活用状況を把握し、今後の改善に役立ててまいります。


 多くの人に使ってもらいたいという理由で、充電時間はひとり5分程度を目安に設けています。

 設置場所は都内に最大10ヵ所。主な設置先は、神田明神、青山学院大学など。外国人観光客が多い観光地や学生の利用頻度が高いロケーションを優先するとのこと。

 ダイドードリンコは「飲料を購入する以外の新たな価値を提供」とうたいます。スマートフォンの充電切れは多くの人にとって身近な問題。今は実証実験の段階ですが、これから本格的な展開となるか注目していきたいです。

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