ダイドードリンコは「さらっとしぼったオレンジ」を3月12日から一部のコンビニで先行発売します。3月25日からは全国の自動販売機などで展開。375gボトル缶、150円前後。
「さらっとしぼったオレンジ」は1996年に登場したダイドードリンコのロングセラーでしたが、2018年に販売を終了。今回、約1年ぶりの復活です。
販売終了後の再販売を希望するたくさんの声にこたえた、とのこと。
復活する「さらっとしぼったオレンジ」は以前の490ml缶とは異なり、容量350mlで再栓可能なボトル缶タイプの容器を採用。
中身は、搾りたてのオレンジのような食感をすっきりとした後味で楽しめるという馴染みの味わいを保ちながら、新たにピールエキスを加えることでオレンジ感を高めたとのことです。
そもそも、いったん終売した経緯はどういったものだったのでしょうか? また、復活で缶のタイプや中身の味をリニューアルした理由は? ダイドードリンコに問い合わせました。
(いったん終売した経緯や今回のリニューアルの理由は?)
――「さらっとしぼったオレンジ」が2018年にいったん終売した経緯を教えてください。
ダイドードリンコ広報担当:売上げの不振というのではなく、商品ラインナップの見直しで終売とさせていただきました。
――今回の再販のきっかけはファンからの復活の要望、というのは本当なのでしょうか?
ダイドードリンコ広報担当:その通りです。終売後、製品の復活を望む声がSNSを中心に多数お寄せいただいたことが一番大きいです。
――継続的な販売となるのでしょうか。
ダイドードリンコ広報担当者:はい、継続的な販売となります。
――味は変わってしまったのでしょうか?
ダイドードリンコ広報担当:これまでのおいしさと変わらずに、新たにピールエキスを加えることで本格感を高めています。終売の際に30~40代を中心に「懐かしい」「青春の味」という声をいただいたので、大人の方にもこれまで以上楽しんでいただけるよう、現代の嗜好を考慮しました。
――ボトル缶に変更したのはなぜですか?
ダイドードリンコ広報担当:再栓可能で持ち運びにも便利なボトル缶タイプの容器を採用し、学生から大人まで幅広いお客様に楽しんでいただきたいという狙いがあります。
……ということでした。
「さらっとしぼったオレンジ」の終売を嘆く声がダイドードリンコに届き、再販へ結びついたようです。ファンにとってはうれしい展開ではないでしょうか。再販にあたって、かつて「さらっとしぼったオレンジ」をよく飲んだ大人世代が再び製品を手にとりやすいように改良した、というのがリニューアルの概ねの理由だそう。
3月12日からセブン-イレブンを中心に先行販売するとのことでした。
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