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新型ARヘッドセットの開発に関与か

HoloLensにも携わったARデバイス関係者がアップルを退社

2019年02月06日 15時30分更新

 マイクロソフトのMRヘッドセット「HoloLens」の開発者の一員であり、その後アップルに移籍したAvi Bar-Zeev氏が、2019年1月末にアップルを退社した。同氏は90年代からVR/ARの第一線で活躍してきた人物であり、アップルでは2020年に発売予定と目される新型ARヘッドセットの開発に携わっていたという。

 Avi Bar Zeev氏は90年代にディズニーの初期VRコンテンツ制作に参加、その後マイクロソフトに入社。HoloLensの製品コンセプト構想や制作、デバイス設計などに携わり、AR用プラットフォーム開発などにも参加していたという。同氏の今後の動向については不明だが、同氏は2019年1月末にTwitterでFacebookに対する批判的な内容を含む発言をツイートしており、同氏が(いくらVRに積極的とはいえ)Facebookへの入社を望む可能性は低いと思われる。

 このタイミングでアップルを離れたことが何を意味するのか、アップルが開発中と目されているARヘッドセット(ARグラス)や同氏の今後の動向を注視したい。

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