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特許を申請:

アップルiPhone将来的に毒ガスセンサー搭載か

2019年01月25日 22時30分更新

デバイス内にガスセンサーを内蔵。米国特許商標庁より

 アップルがiPhoneやApple Watchに、小型のガスセンサーを搭載する特許を出願していたことがわかった。アップル特許専門メディアPatently Appleが1月24日に報じた。

 公開された出願内容によると、アップルは「オゾン(O3)、二酸化窒素(NO2)、一酸化窒素(NO)、二酸化硫黄(SO2)のうちの少なくとも1つを含むガス」の検知を特許の範囲としている。

 上記ガス以外にも「シロキサン、硫酸塩、リン酸塩および塩化物」などのガス混合物の成分も対象に含まれるとのこと。

 また、無色・無臭のため危険に気づかず、サイレントキラーと呼ばれている「一酸化炭素(CO)」を始め、「メタン(CH4)、 二酸化炭素(CO2)、揮発性有機化合物(VOCs)」も検知できると詳細説明の項目には書かれている。

 この特許がiPhoneやApple Watchに搭載されるのか現時点ではわからないが、将来的に実装されれば臭いでは気づきにくい毒ガスの被害に遭う人を減らせることだろう。


筆者紹介:篠原修司

1983年生まれ。福岡県在住のフリーライター。IT、スマホ、ゲーム、ネットの話題やデマの検証を専門に記事を書いています。
Twitter:@digimaga
ブログ:デジタルマガジン

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