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Ryzenのメモリー相性を10製品使って確認、すべて快適に動作!

2019年02月07日 11時00分更新

格安や定番の売れ筋メモリーをチェック

 DDR4-2666 8GB×2枚セットの売れ筋モデルを試していこう。テストには定番のメモリーチェックツールのPassMark「MemTest86 V7.5」をUSBメモリーから起動。同ツールのTest1~13を4回パスするかみてみた。

「MemTest86 V7.5」をUSBメモリーから起動して実行。Test1~13を4回パスするかチェック

ADATAのDDR4-2666動作品をチェック

 1製品目は、メモリーやUSBメモリーなどでおなじみのADATAのDDR4-2666 8GB×2枚セット「AD4U266638G19-D」だ。「B450 TOMAHAWK」の初回起動時から2666MHz動作で、すんなりと認識し、「MemTest86 V7.5」も問題なくパスした。

 なお、今回試した製品はメモリーチップには、大きな“S”字のロゴを使用するSpecTek製が使用されていた。

ADATA「AD4U266638G19-D」(DDR4-2666 8GB×2)。実売価格 1万4000円前後

今回試した製品は、SpecTekのメモリーチップを採用していた。某スーパーヒーローの旨にある“S”のロゴが目印になる

メモリーの仕様をチェックできるアプリ「Thaiphoon Burner」を使って、メモリー情報を確認。CLは19-19-19-4

マザーボードの初回起動時に、問題なく2666MHz動作として認識し、動作した

最安価格帯のEssencore製を試す

 続いて、秋葉原のパソコンショップ アークがおもに扱っているEssencore製のDDR4-2666メモリーをチェック。価格はADATAと並んで最安クラス。ちなみに、Essencoreは、2014年から「KLEVV」ブランドでメモリーやSSDの展開をはじめたメーカーで、世界第2位の半導体メーカーとなるSK Hynixを傘下に収めている韓国SKグループ100%出資の子会社。

 そのため、同社製品にはHynix製のメモリーチップやNANDフラッシュを採用している可能性が高い。実際、今回試した製品のメモリーチップ刻印はEssencoreだが、「Thaiphoon Burner」で確認するとHynixだった。

 当然、動作も問題なく、定番のテストツール「MemTest86 V7.5」で2666MHz CL16-18-18-38動作をパスした。

Essencore「IM48GU88N26-GIIHA2」(DDR4-2666 8GB×2)。実売価格 1万4000円前後

メモリーチップの刻印はEssencoreになっている

「Thaiphoon Burner」を使って、メモリー情報を確認。CLは16-18-18-38に設定されているのがわかる

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