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資金は世界規模のサプライチェーンの構築に使用

ARスタートアップ企業が2600万ドルの資金調達を実施

2019年01月07日 13時45分更新

 イギリスのARスタートアップ「WaveOptics」が、シリーズCで2600万ドル(約30億円)の資金調達を実施した。出資は、以前からの最大の出資者である「Octopus Ventures」を主導としている。新規出資者として、中国に拠点を構える製造メーカー「Goertek」と、「Optimas Capital Partners」も加わった。WaveOpticsは光学レンズとARグラスを開発しており、2019年の製品化に向けて供給体制を構築していくという。

 WaveOpticsの発表によると、今回調達した資金は「今後予想される需要に対応可能な、世界規模のサプライチェーンの構築に使用される」とのこと。サプライチェーンの構築範囲には、アジアやアメリカといったヨーロッパ圏外の地域も含まれている。

 WaveOpticsが開発を進めているARグラスはすでに製品化の予定が進行しており、発売予定は2019年。予定価格は600ドル(約6万8000円)となっている。

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