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カナダのスタートアップ「Precision OS」が開発

VR手術シミュレーションの開発に向けて230万ドルを調達

2018年12月21日 15時00分更新

 カナダのスタートアップ「Precision OS」が、シリーズAで230万ドル(約2億6000万円)の資金調達を実施した。Precision OSに出資したのは、主にDavosとスウェーデンの投資ファンドAO Investで、そのほか複数の未公開投資家が出資している。Precision OSは、VRを使用した手術シミュレーションの開発を進めている。

 Precision OSのVR手術シミュレーションは、VRで病院の手術室を再現するというもの。外科手術をする医師の技能トレーニングのためのツールと、実際の手術における執刀手順の確認や調整のためのツールとして開発が進められている。また、医師がより緻密な執刀計画を立案できるようにするべく、この手術シミュレーションに、患者のデータを個別に入力できる機能を追加する計画も進めているとのこと。

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