中部国際空港にて12月4日~5日、デンソーによるVRと自動車を組み合わせたソリューション「VR-CAR」を体験できるイベントが開催された。
VR-CARは、実際に走ることができる電気自動車とPC、VRコンテンツが一体となったシステム。VR体験中に感じる「左右にカーブする感覚」や「高度が変わる際の上下の感覚」を、現実の車の動きで再現でき、観光映像に合わせて車両が動くことで臨場感のあるバーチャル観光体験ができるという。
デンソーではVRを活用して街の魅力を発信する協定を愛知県刈谷市と締結しており、今回のイベントは愛知・刈谷市の観光映像に使用してVR-CARを用いた体験を提供。国内外から多くの観光客が来る空港で観光客誘客の取り組みとして実施したもの。短時間で観光地の魅力を伝えることや、観光地を巡る気分を感じてもらうことで、インバウンド旅客への旅行体験の機会の創出と、広域観光による経済効果の向上を目指すという。
VR-CARは2019年2月1日より刈谷市内にて実証実験導入される。設置場所は刈谷駅前観光案内所(刈谷市産業振興センター内)、2019年2月1日~常設、稼働時間は10時~18時。
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