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「AQUOS sense2」超ヒットスマホ後継機開発の舞台裏

2018年12月27日 10時00分更新

背面から側面にかけて、アルミと樹脂素材を一体成形したバスタブ構造のパネルを搭載。これにより、小型さと強度の両方を確保している

メモリーの断片化を防ぐ仕組みを導入
さらにアルミ筐体で強度向上と薄型化を両立

清水氏:基本性能はCPUの性能向上に加えて、独自の取り組みとしてメインメモリー上のデータの断片化を防ぐ仕組みを入れました。これにより、スマホを長く使っていると起きがちな“プチフリーズ”を防いでいます。この仕組みは、AQUOS senseなど少し前のモデルなどにも今後のアップデートで追加する予定です。

 さらに、背面から側面にかけて「バスタブ構造」と呼ぶアルミ筐体を採用しました。これまで別のパーツだった内部の樹脂部品も一体成形にすることで、強度アップと薄型化も両立しています。また、もともと熱の少ないCPUを搭載しているのですが、より熱くなりにくい設計となっています。

――このほか、AQUOS senseの利用者からはどういった声があったのでしょうか。

清水氏:ユーザーからはAQUOS画質のフルHD解像度ディスプレーや、持ちやすさについては高い評価を得ていました。なので、AQUOS sense2でもこれら好評な点を維持したまま、大画面化やアルミ筐体でのスリム化を実現しています。一方で、カメラを室内でもより綺麗に撮りたい、プチフリーズが起きるといった点に関しても今回改善しました。このほか、Wi-Fiの5GHz帯にも対応しました。スピーカーは音量をアップしています。これにより、シャワールームなどで音が聞こえにくいという点を改善しています。

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