メモリーの断片化を防ぐ仕組みを導入
さらにアルミ筐体で強度向上と薄型化を両立
清水氏:基本性能はCPUの性能向上に加えて、独自の取り組みとしてメインメモリー上のデータの断片化を防ぐ仕組みを入れました。これにより、スマホを長く使っていると起きがちな“プチフリーズ”を防いでいます。この仕組みは、AQUOS senseなど少し前のモデルなどにも今後のアップデートで追加する予定です。
さらに、背面から側面にかけて「バスタブ構造」と呼ぶアルミ筐体を採用しました。これまで別のパーツだった内部の樹脂部品も一体成形にすることで、強度アップと薄型化も両立しています。また、もともと熱の少ないCPUを搭載しているのですが、より熱くなりにくい設計となっています。
――このほか、AQUOS senseの利用者からはどういった声があったのでしょうか。
清水氏:ユーザーからはAQUOS画質のフルHD解像度ディスプレーや、持ちやすさについては高い評価を得ていました。なので、AQUOS sense2でもこれら好評な点を維持したまま、大画面化やアルミ筐体でのスリム化を実現しています。一方で、カメラを室内でもより綺麗に撮りたい、プチフリーズが起きるといった点に関しても今回改善しました。このほか、Wi-Fiの5GHz帯にも対応しました。スピーカーは音量をアップしています。これにより、シャワールームなどで音が聞こえにくいという点を改善しています。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります