保険に関わる業務を自動化する生命保険業務RPAシステム「SEIMEI」
SEIMEI社の生命保険業務RPAシステム「SEIMEI」は、IT化されていなかった保険会社の業務を改善し、工数を大幅に削減してくれるサービス。
年間33兆円という、韓国の国家予算に匹敵する市場を持つ保険業界は新規参入が厳しく、41社がそのパイを分け合っている。そのため企業努力をせずに人海戦術で成り立っており、IT化も進んでいない。たとえば業務情報は紙かPDFでしか存在せず、複数社情報の一括検索が存在しないため検索する企業数分のコストがかかる。これを資金があるということで人力で行なってきたわけだが、労働人材不足や高齢化などによって業界も危機感を感じ始めている。
「SEIMEI」はこれらの保険の営業職が関わる業務を自動化。音声入力に対応し、検索履歴を戻ることも可能。直感的な話す、書くという動作で対応できるようになっている。これにより、これまで3社調べるのに180秒かかっていた業務がわずか1秒で完了するようになり、コスト削減を図ることができる。
10月26日にローンチしたばかりの「SEIMEI」についてプレスリリースを出したところ、生命保険会社3社からすぐに連絡があり、国内最大級の保険代理店からの申し込みもあったということで、業界での反響の大きさもアピールされた。
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