2つのチームに分かれて
アイデアを出し合う
今回、これまでダイドードリンコとはまったく関わったことのないエンジニアたちを呼び、2つのチームに分かれてもらった。各チームには一人ずつダイドードリンコ社員も参加。お互いの面識はないため、まずは自己紹介。新しい出会いで、みな高揚した雰囲気だ。
さて、今回のチームわけは以下の通り。
●Aチーム
・i-plug サービス開発部 プロダクトUXチーム
阿部夏希さん
(事業内容:新卒採用「OfferBox」の開発、運営など)
・akippa 開発チーム ディレクター
中村勇也さん
(事業内容:駐車場予約アプリ「akippa」の開発、運営など)
・フェンリル R&D部 エンジニア
高田直幸さん
(事業内容:ソフトウェアのデザイン、開発。代表的なプロダクトはウェブブラウザ「Sleipnir」など)
・ロックオン EC-CUBE事業部
奥 清隆さん
(事業内容:マーケティングプラットフォーム「アドエビス」、ECオープンプラットフォーム「EC-CUBE」などの開発、提供)
・ダイドードリンコ 経営戦略部 事業開発グループ リーダー
中田斉司さん
●Bチーム
・akippa 開発チーム デザイナー
水谷遼さん
(事業内容:駐車場予約アプリ「akippa」の開発、運営など)
・ANIMA 代表取締役
西田陽介さん
(事業内容:犬アプリ「いぬノート」の開発、運用など)
・ロックオン 開発部 みらい基盤課 兼 モノづくりとコミュニケーションの創造空間「ロックオフ」館長
三原俊介さん
(事業内容:マーケティングプラットフォーム「アドエビス」、ECオープンプラットフォーム「EC-CUBE」などの開発、提供)
・ダイドードリンコ 経営戦略部 事業開発グループ アシスタントマネージャー
西 佑介さん
ステップ1
付箋紙に思いついたままを書いていく
自己紹介が終わったところで、早速課題に入る。1つ目の課題は「注目しているテクノロジーやトレンドなどのキーワードは?」。
制限時間は5分。その間、各人が思いつくままにキーワードを付箋紙に書いてホワイトボードに貼り付けていく。ここでのポイントは、自販機や飲料にこだわらないこと。あくまで自販機に関係なく、今流行っていること、自分が得意なことなど、幅広いジャンルのキーワードを出すのがベストだ。
続いての課題は「自販機ってなんだろう?」。
自販機に対して、これまで経験したこと、体験したこと、いいこと、悪いこと、要望など、どんなことでもいいので、自販機に対する思いを付箋紙に書き込む。これも制限時間は同じく5分間。
こちらの課題は結構難しかったようで、両チームとも昔の思い出を語る場面が多く、書き出されたものは単語というよりは文章が多く見受けられた。また、チーム内で盛り上がったり、参加者同士の一体感が生まれたように見ていて感じた。
2つの課題に対するワードが揃ったところで、今度は出たワードから気になったものを選ぶという過程だ。チームごとに「どんな自販機があるといいか」に結びつくワードの絞り込みとなる。
見ていると、それぞれが自分の意見を主張しつつも、ディスカッションしながら絞り込んでいく様子だった。こういったコミュニケーションがより良いアイデアの創発につながるのだろう。
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