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ファーウェイ・HUAWEI Mate 20 Proの製造拠点はもはやテーマパークな広さ!

2018年12月05日 10時00分更新

 ファーウェイの2018年秋冬フラッグシップモデル「HUAWEI Mate 20 Pro」が日本でも発売されました。新しくなったLeicaトリプルカメラ、デュアルNPUを内蔵する新型チップセットHUAWEI Kirin 980の採用など、魅力がいっぱい詰まったHUAWEI Mate 20 Proはどこでどうやって作られているのでしょうか? 中国・広東省にあるファーウェイの工場を訪問してこの目で見てきました。

ファーウェイの新研究拠点、松山キャンパス

ここはテーマパークなのか?
新しい松山キャンパスに驚く

 ファーウェイの本社は中国・深セン市にありますが、さらに北の東莞市・松山湖にはスマートフォンの工場があり、新しい研究開発部門を集めたキャンパスも存在します。まずはその松山湖キャンパスを紹介しましょう。

 約8キロ平方メートルという巨大な敷地は、まるで昔のヨーロッパを思わせる古風な建物が立ち並びます。ヨーロッパの12都市をモデルにしたという、これらの建物はもちろん現代になって建てられたもの。見た目に圧倒されますが、考えてみればヨーロッパでは今でも古い建物をそのままオフィスや商店として使っています。緑の多い空間と癒しを感じさせる建物に囲まれて、最新のITソリューションを開発できる。ファーウェイの技術開発力の高さはこんな環境から生まれているといえでしょう。

どう見ても研究所には見えない建物が多数並ぶ

仕事に疲れても外に出れば癒されそう

 敷地内にはなんと本物の鉄道が走っています。一周8分の環状線で、全研究員がこのキャンパスに移転するころには10分間隔で列車を走らせるとのこと。8駅それぞれも本物の鉄道と変わらぬデザインとなっており、本格的な車内移動交通機関として利用されています。なお、改札口はなく無料で乗車できます。

なんと鉄道が走っている。ヨーロッパ風の車両の2両編成

駅の雰囲気もヨーロッパの地方駅のよう

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