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ファーウェイ「HUAWEI Mate 20 Pro」で見えた進化点と不満

2018年11月17日 12時00分更新

文● 山根康宏 編集●ASCII編集部

トリプルカメラ搭載のHUAWEI Mate 20 Proは
本当に完全無欠なのか!?

 ファーウェイが10月16日に発表した冬のフラッグシップモデル「HUAWEI Mate 20シリーズ」。その中核となる製品である「HUAWEI Mate 20 Pro」を発売直後から約1ヵ月使ってみました。AI機能を搭載した強力なプロセッサー、HUAWEI Kirin 980の実力を意識することなく、あらゆる操作を快適にこなしてくれる正真正銘のハイスペックな製品です。

ファーウェイ「HUAWEI Mate 20 Pro」

 そのHUAWEI Mate 20 Proの機能の中でもっとも新しい体験と感じられたのが3つのカメラ。特に16mmの超広角レンズは今までのスマートフォンでは得られない写真撮影を可能にしてくれます。デジタルカメラでも不得意とする室内撮影などもHUAWEI Mate 20 Proなら自在にこなしてくれます。

 HUAWEI Mate 20 Proのカメラはこの新たに搭載された16mm相当/2000万画素、27mm相当/4000万画素、80mm相当/800万画素の組み合わせ。本体背面にはこれにフラッシュを合わせ、4つの「目」が正方形に並べています。このデザインはHUAWEI Mate 20シリーズ共通で、「3つの焦点距離の新しいカメラ」をアピールするものになっています。

3つのカメラとフラッシュが並ぶ

 カメラの切り替えは撮影時に画面中央下部に現れる「1x」の表示をタップすると、「3x」→「5x」→「0.6x」→「1x」……と順繰りに倍率が替わります。それぞれ27mm、80mm、80mmのハイブリッドズーム、16mmと切り替えているわけです。

 このUIは春に発売になった「HUAWEI P20」シリーズと同様ですが、個人的には新しく搭載された16mmへワンタッチで切り替えられるようにしてほしいと思いました。それくらい、超広角レンズは便利なのです。なお「1x」の表示部分を長押しして指先を左右にスワイプすれば、倍率を自由に変えることも可能です。

カメラUIはHUAWEI P20 Proと同等。0.6xが加わった

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