週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

PS4 Proを1TB SSDに換装!「860 EVO」で劇的に高速化した話

2018年11月30日 13時00分更新

換装前にセーブデータや画像、動画などをバックアップ

 では、早速PS4 Proの内蔵HDDをSSD「860 EVO」に換装してみよう。なお、PS4の場合はストレージのある位置と外し方だけが違うだけで、移行作業自体は同じだ。詳しくは公式サイトの「ハードウェアの取扱説明書」コーナーを参照してほしい。各型番の「セーフティーガイド」(PDF形式)が公開されており、それぞれのHDD換装方法について記載されている。

 まずは、換装前にセーブデータとキャプチャー画像、動画などをバックアップしておこう。セーブデータはPlayStation Plus会員なら、オンライン上へ保存可能なので断然オススメ。会員でなければ、USBメモリーなどへ保存することになる。ただし、USBメモリーをPS4で使用するにはexFATにフォーマットされている必要があります。

「設定」から「アプリケーションデータ管理」を選択。

「本体ストレージのセーブデータ」を選択する。

PlayStation Plus会員なら、「オンラインストレージにアップロードする」を選択しよう。非会員ならUSBメモリーを用意して「USBストレージ機器にコピーする」へ。

「オンラインストレージにアップロードする」を選択したら、アップロードするセーブデータを選んで、「アップロード」を実行する。「Option」ボタンを押せば複数一気にアップできる。USBストレージ機器へのコピーの場合でも同様だ。

 キャプチャー画像や動画は、「キャプチャーギャラリー」から残しておきたいものを選択して、USBメモリーなどへ保存する。PlayStation Plus会員でもオンライン上へ保存できないので、保存したい容量が大きい場合は外付けHDD/SSDなどのストレージを用意する必要がある。

「キャプチャーギャラリー」から、「Option」ボタンを押して「USBストレージ機器にコピーする」を選択。

全部残したい場合は「すべて選ぶ」、残したいデータだけなら個々に選択して「コピー」を実行する。

 次は、PCのウェブブラウザーを使って「PlayStation 4 システムソフトウェア アップデート」のサイトへアクセスし、PS4用システムを再インストールするためのシステムソフトウェアをダウンロードしておこう。いくつかファイルがあるが、「再インストール用」を選択。指定されたフォルダー構造をUSBメモリーに作って保存する。

USBメモリーに「アップデートファイル(再インストール用)」を保存。保存先のフォルダー構造が指定されているので注意。システムのソフトは最新版でなければならないので、もし以前ダウンロードしていても再度ダウンロードしよう。

PS4 Proの内蔵HDDを「860 EVO」に換装しよう

 ここまで準備ができたら、HDDを取り外してSSDへ換装しよう。PS4 Proの内蔵HDDは本体背面の右下にあり、天地をひっくり返して作業するとやりやすい。

本体をひっくり返した状態。左上のカバーがあるところが内蔵HDDのあるところだ。

カバーは右側を押しながら手前に強く引くと外れる。爪が2つあるので折らないよう注意。

プラスの精密ドライバーでネジを外す。

ネジを外したらケースを手前に引き出す。

ケースに固定されているので、4つのネジを外してHDDを取り外す。

右から換装用SSD「860 EVO」、PS4 Pro内蔵HDD、ストレージ固定用ケース。

「860 EVO」をケースにネジで固定する。防振用のゴムが装着されているので、キレイにセットして破損しないように作業しよう。

あとは、元の状態に戻せば換装作業は終了だ。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう