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復活のアルピーヌ・A110は日本にピッタリのスポーツカー!

2018年11月24日 15時00分更新

誰もが楽しめる、低い速度域でも笑顔になれる
クルマをコントロールしている手応えを常に感じる

 さて、いよいよ試乗する。イグニッションボタンを押すと、直4ターボエンジン特有の低いエキゾーストが車内に心地よく轟く。ハンドルにそっと手を伸ばすと「いいクルマに乗っている」という感触がすぐに伝わる。

センターコンソール。赤いボタンがイグニッション。シフトレバーはなくスイッチでドライブモードを切り替える

ドライバーズシート。ハンドル右下に設けられた「SPORTS」ボタンがやる気にさせてくれる

センターディスプレーではラップタイム等の計測表示が可能。なおカーナビはスマートフォンアプリを用いて対応する予定だ

メーターボックス。LCDで表示される。写真はノーマルモード

スポーツボタンを押した時のメーター表示

 まずは街中を走行。スポーツセダンのような乗り味で、やや硬めではあるものの快適そのものだ。振動の収束が驚くほど速く、スピードバンプをまるで「タタタッ」とダンサーが脚をタップしているかのような軽快さで、ライトウェイト車らしいフットワークに笑みが溢れる。

 そして視界の広さも印象的で、特に左右方向がとても広く死角が少ない。さらにスポーツタイヤであるにも関わらずロードノイズが室内に入ってこないのも素晴らしい。

リバーススイッチを入れると、バックカメラの映像がメーター中央に表示される

バックカメラはリアのナンバープレートの上に配置される。これは国内に最初に導入されるプルミエ・エディションには無い装備だ

 さらに今年初夏に受注したプルミエ・エディションにはない装備のバックモニターがとても便利。この画面が目の前に出るのも視線移動が少なくて大変に好ましい。ちょっとしたお買い物でもアルピーヌ A110は確実にこなしてくれるし、クルマに興味がない奥様でも扱えるフレンドリーさだ。

峠道を走るアルピーヌ A110

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