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パーツは日本が独占出荷:

アップル次期iPhone、通信アンテナは5G対応か

2018年11月14日 12時00分更新

 アップルは2019年に発売する次期iPhoneの通信用アンテナを、液晶ポリマー(Liquid Crystal Polymer=LCP)と変性ポリイミド(modified polyimide=MPI)を組み合わせたものに変更する。アップル関連の著名アナリスト、ミンチー・クオ氏がその予測を11月10日に発表した。

 この予測を伝えたAppleInsiderの説明によると、アップルは現在iPhone XS、XRシリーズに6本のLCPアンテナを搭載しているものの、次期iPhoneからは2本のLCPアンテナと4本のMPIアンテナに変更するとのこと。

 その理由としてLCPアンテナの歩留まりの低さや、サプライヤーに対する価格交渉などが挙げられている。また、一部では5G(第5世代移動通信システム)に対応するための動きとのうわさも出ている。

 クオ氏によると、MPIアンテナのサプライヤーは5社あるものの、LCPアンテナは日本のサプライヤーのみが独占的に提供するとみられているという。


筆者紹介:篠原修司

1983年生まれ。福岡県在住のフリーライター。IT、スマホ、ゲーム、ネットの話題やデマの検証を専門に記事を書いています。
Twitter:@digimaga
ブログ:デジタルマガジン

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