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ホットチョコレートマシン「∞(インフィニ)ミックス」2019年春発売

パナソニック発の調理家電ベンチャーがチョコレートドリンク事業開始

2018年11月15日 08時00分更新

独自開発の“スチームブレンダー”採用により約30秒でドリンク完成

 スチーム用の水を入れるタンクにはガラス管を採用。チョコレートを短時間で溶かすため、スチーマーの先にブレンダーの刃を着けた独自開発の“スチームブレンダー”を採用。約30秒でドリンクが完成する。

発表会の前日に出来上がったばかりの試作機。お店のオブジェにもなる洗練されたシンプルなデザイン

チョコレートの溶け残りを防ぐため、スチームの噴出口にブレンダーを搭載

チョコレートと水などを注いだカップをスチームの噴出口に当てて、ボタンを押すだけの簡単操作

 統計によると、チョコレートの国内消費は順調に伸びているものの、日本国民1人当たりの消費量は年間約2キロで、年間約10キロ程度を消費する欧州に比べて低水準だそう。

 「カカオは、動脈硬化予防や血圧の低下、抗ストレス、脳の活性化といった健康や美容面での効果も期待できるスーパーフード。チョコレートドリンクという新たな楽しみ方を提供することで、需要はもっと拡大するのでは」と浦氏。

 発売は、2019年春の予定。価格は25万円。パナソニックの販路は使わず、ミツバチプロダクツが独自に販売する。現在は社員3名の少人数体制のため、まずはチョコレートを卸しているメーカーやチョコレート販売店向けにBtoBからの参入となる。店頭やイベントでの展示、ショコラティエと連携したレシピ開発など、チョコレートの魅力を発信する活動を進めていく、とのこと。

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