指紋認証はついにディスプレー内臓に
生体認証としては指紋認証が利用できるが、センサー自体はディスプレー内に組み込まれている。そのため本体背面やディスプレーのベゼル部分にセンサーはなく、デザインとしてはスッキリとした印象。
ディスプレー内の指紋認証センサーのある部分は決まっており、指紋を登録すると画面オフやロック時にタッチする場所をアイコンで表示する。タッチすると振動はないものの、ディスプレーが波打つようなアニメーションをするのでわかりやすい。指紋認証のスピードは特に気にならないレベル。しっかりと指定された部分をタッチすればすぐに解除できる。
ただし生体認証としては顔認証も利用可能。しかも3Dスキャンに対応しているのでロック解除もかなり高速。通常は顔認証でのロック解除を利用し、机に置いてあるときは指紋認証を使うといった使い分けができるのが便利だ。
Type-CからHDMIに変換するアダプターを装着して、外部ディスプレーに出力するとPCライクに使える「PCモード」も引き続き搭載。HUAWEI Mate 20 Proではさらに、ワイヤレス映像出力のWiGigにも対応。WiGig対応のディスプレーやアダプターがあれば、ケーブルレスで利用できる。Type-Cポートも空くので、充電しながら使うこともできる。
ただし、テストしてみたところ、ワイヤレスでの出力はカーソル操作などにややラグがあり長時間使うのはストレスが溜まりそう。ワイヤレスの場合は、あまり操作はせずに大画面へ映像を出力して観るといった使い方が現状ではベストだ。
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