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スマホカメラの限界に挑戦! HUAWEI P20 Proでレースカーを流し撮る!

焦点距離226mm(35mm換算) ISO64 シャッタースピード1/100秒 f/2.4 (Lightroomで補正)

 筆者の主な取材は、郊外にあるサーキットで行なわれているレースイベントです。猛スピードで走るレーシングカー、カッコいいドライバー、キレイなレースクイーン。面白い記事を作るためにたくさん撮影をします。

 その際に使う機材は、大きくて重量もある「一眼レフカメラ」と、安全のため遠くからレーシングカーを撮影する際に必須の「望遠レンズ」を使用します。そのほかにも予備バッテリー、記憶メディア、ストロボなどなど。重量もさることながら、かさばるので周囲に気を使いながら動く必要があります。

普段使用している「Canon EOS5D MarkⅢ+24-70m F4L IS USM」と「SIGMA APO 50-500mm F4.5-6.3 DG OS HSM」とともに。望遠レンズをつけると重量が2.8kgに! 一方、今回の主役であるHUAWEI P20 Proは約180g

 また、SNSを利用するのが一般的になりつつある現在、情報はより鮮度が命となります。レースのハイライトといえるシーンが撮影できたら、いち早く発信したいものです。

※以下の作例はすべて原寸大で掲載しています。データ通信量にご注意ください。

カメラ性能で話題のスマホ「HUAWEI P20 Pro」を
片手にレース取材へ!

 HUAWEI P20 Proは、ファーウェイのフラッグシップモデルで、今年のドコモ夏モデルとして販売中です。カメラ好きにとって憧れのブランドであるLeicaと共同開発した世界初のトリプルカメラ(4000万画素の標準レンズ+2000万画素のモノクロレンズ+800万画素の光学3倍ズームレンズ)と、シーンを自動判別し最適なモード設定をするAIアシストが特徴です。

 確かに景色やポートレート写真は、一眼レフカメラに負けず劣らずの美しさです。しかし、筆者がレースイベントで一番撮影する、猛スピードで走るレーシングカーにピントをあわせてスピード感を表現する「流し撮り」はどうなのか?

 もし流し撮りができるのであれば、大幅に取材装備がスマートになって、スピーディーな取材ができるのでは? と思い、今回HUAWEI P20 Proを借りて、10月12~14日に静岡県・富士スピードウェイで行なわれた「FIA 世界耐久選手権 富士6時間耐久」での取材の“相棒”として持ち歩いてみました。

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