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iPhone XSで始めるApple Pay 仕組みや使い方を解説!

2018年09月29日 12時00分更新

Suicaはすでにあるカードも取り込めるが
基本的にはアプリでの新規発行がわかりやすい

 続いてはSuica。関東圏や仙台圏などの人にはすでにおなじみの存在でしょう。JR東日本が発行している交通系ICカードで、あらかじめチャージしておいた金額の中で、電車やバスに乗車したり、コンビニなどでの支払いにも使えます(Suica以外の交通系ICカードを用いる地域でも、Suicaの利用に対応している交通機関は多数あります)。

関東圏ではおなじみのSuicaの券面がiPhoneに!

 Apple PayでSuicaを利用するには、やはりカードを追加するのですが、この際、「すでに持っているSuicaを移行する」か「iPhone内で新規に発行する」かの2つの選択肢があります。

 前者の場合は「Wallet」アプリから「カードを追加」を選び、Suicaの背面左下にある番号の下四桁を入力。iPhoneをSuicaの上に置いてデータを転送します。ただ、既存カードをApple Payに転送すると、元のプラスチックのカードは使えなくなるなど(デポジットの500円も自動的に移される)、若干わかりにくい部分もあるので、すでにSuica定期券を持っているなど、積極的な理由がある人以外は新規カード発行の方が無難でしょう。

 つづいて新規発行する方法ですが、App Storeから「Suica」アプリをインストールし、そこから作業します。発行時は「記名式」「定期券」「無記名式」の3つから選べます。無記名式に対し記名式はユーザー登録こそ必要ですが、紛失時やトラブル時のサポートが受けられ、チャージの方法も幅広くなっていてオススメです。

iPhoneのSuicaを活用するのに「Suica」アプリは欠かせない。まずインストールしておこう

iPhoneで利用するには記名式のSuicaが便利

記名式Suicaを用いる場合は、モバイルSuicaの会員登録が必要

Suicaアプリ内で独自にクレカを登録可能
Apple Pay非対応のデビットカードなどでも利用できる!

 カードへのチャージについては「Wallet」アプリと「Suica」アプリの両方から可能ですが、こちらも「Suica」アプリがわかりやすいでしょう。

国際ブランドに対応したカードであれば、デビットカードを含め幅広く利用できる

チャージ時は「Suica」アプリで登録したカードか、Apple Payで登録したカードでチャージするかを選べる

オートチャージも利用可能だが、JR東日本のビューカードをチャージ用カードとして登録した場合に限られる

 「Suica」アプリでは、Apple Payに登録したカード(「VISA」ブランドのカードは不可)のほかに、「Suica」アプリ内で独自に登録したクレジットカードからのチャージも可能です。後者はJCB/VISA/MasterCard/AMEX/ダイナースといったロゴが付いたカードであれば基本的に全部OK! つまり、Apple Payでは登録できないデビットカードなども利用できるというわけです。

クレカの類は絶対持たない派の人でも、みずほ銀行の口座があれば「Mizuho Suica」のアプリをインストールすることで、みずほ銀行の残高から直接引き落としできるSuicaの発行が可能。ただし、定期券や特急券の購入には対応していないなど、機能は限定的

登録したSuicaを「エクスプレスカード」に設定することで
Face ID不要で直接iPhoneをかざすだけで決済可能に

 Apple PayでSuicaを追加したら、「エクスプレスカード」の設定も確認しましょう。Apple Payで支払いする場合、通常は前述したようにサイドボタンをダブルクリックして、Face IDで……といったユーザー認証が必要ですが、Suicaを「エクスプレスカード」に登録していれば、直接iPhoneをかざすだけで決済可能です。自動改札をiPhoneのSuicaで通過するのであれば、必ずオンにしておきたい項目です。

自動改札を通るたびにFace IDで認証するのは面倒だし手間取るが、Suicaをエクスプレスカードに登録しておけば、その作業は不要になる

iPhone XSの地味ながらの大きな進化点がこの「予備電力機能付きエクスプレスカード」。Androidスマホのおサイフケータイと異なり、iPhoneではバッテリーが切れるとすぐに使えなくなってしまったが、予備電力の追加により、エクスプレスカードに登録したSuicaだけはバッテリーが切れてもしばらくは利用できる

 このほか、さまざまな機能や制限がありますが、とりあえずカードやSuicaがApple Payに登録できれば、あとは実際に使っていくうちに見えてくるでしょう。せっかくのiPhoneの便利機能なので使わないと損。ぜひ試してみてください。


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