大塚 明夫さん三上 哲さんが声を担当するキャラクターのビジュアル公開、最新映像も!
「制作は順調」小島秀夫監督と豪華声優陣がTGSで「DEATH STRANDING」を語る!
9月23日、東京ゲームショウ2018のプレイステーションブースのステージで、小島 秀夫監督作品「DEATH STRANDING(デス・ストランディング)」のステージイベントが開催された。多くのファンが集結し、その列は隣のブースを超えるほどだった。
製作は順調
津田 健次郎さんにはツイッターのDMでオファー
ステージイベントでは、まずMCをつとめたハライチの岩井 勇気さんが登場し、小島監督を呼び込んだ。小島監督は岩井さんに制作状況を聞かれ「事務所やエンジン、スタッフなどすべてないゼロからのスタートでしたが、今はゲームしながら制作を進めている重要なフェーズにきています。追加のアフレコが発生し、そこだけこないだ収録してきましたが、それ以外は順調です」とコメントした。
そして、小島監督が「今日は日本ならではのステージ。なかなかそろうことのないメンバーが来ています」と紹介し、本作の声優をつとめた津田 健次郎さん、大塚 明夫さん、井上 喜久子さん、水樹 奈々さん、三上 哲さんが登場した。
小島監督がサム役の声優さんを2年ほど探していて、この人しかいない! とオファーしたという津田さんは「ある日ツイッターで小島監督にフォローされて、挨拶しなくてはと思いDMを送ったら、お返事をいただいて、オファーをいただきました。本当にうれしかったです」とオファーの経緯を説明。収録については「長い時間をかけて収録できたので、楽しかったです」とコメントした。小島監督も「津田さんにお願いして間違いなかったです。ノーマンの声でありつつ、津田さんらしさも残っていて。ピッタリでした」と太鼓判を押した。
井上さんはお決まりの「井上 喜久子、17歳です」と挨拶すると、観客から「おい、おい!」とこれまたお決まりのツッコミが。井上さんが声を担当する、リンゼイ・ワグナーさんがモデルのキャラクターについて小島監督が「彼女は若返ったのではなく歳をとらないんです。ずっと26歳のままです」と説明すると、井上さんは「時空の歪みを体現している私と共通点がありますね」とコメントし、会場を沸かせた。
レア・セドゥさんがモデルのキャラクターの声を担当する水樹さんは、収録について「最初セリフをわたされたとき、セリフ以外の情報が何もなく、世界観もわからなかったんです。でも、セリフはとても多かったので、ちょっと泣きそうになりましたよ。話し方に細かい調整が必要で、時間がかかりました」と語った。
ステージイベントでは、大塚さんと三上さんが演じるキャラクターのビジュアルが公開された。大塚さんが演じるのは、顔にマスクを装着した隊長とのこと。キャラクターのモデルはトミー・アール・ジェンキンスさん。なぜマスクをしているのかは、まだ明かせないのだという。大塚さんは「(声を担当するキャラクターについて)公式発表もないし、ツイッターでもコメントできないので、今日発表されてうれしいです」とコメントした。
三上さんが声を担当するキャラクターは、黄金仮面の男。キャラクターのモデルはトロイ・ベイカーさんとなる。こちらは最新映像も解禁となり、ベイカーさんバージョンと三上さんバージョンが公開された。
小島監督は三上さんへのオファーについて「善玉と悪玉の間くらいのイメージで探していて、三上さんだなと思いました」と述べた。また、収録について小島監督は「もうちょっと悪の感じでもいいかなと思ったのですが、カッコよすぎてこれでいいかなと感じました」とコメントした。さらに、映像に登場した謎の怪物については「戦ってもいいし、逃げてもいい。自由にプレーしてほしいです」と説明した。
そのほか、ステージイベントでは、マッツ・ミケルセンさんとギレルモ・デルトロ監督がモデルのキャラクターのビジュアルも公開された。なお、デルトロ監督がモデルのキャラクターの声は石住 昭彦さんが担当するとのことだ。
絆でつながった人たちと制作
小島監督は、今回のオファーの理由について「オファーは、どういう人なのか、人格を大切にしています。僕らはそれを引き出す役割なんで。DEATH STRANDINGも色々な絆があって、一緒に作っているイメージですね。ディスカッションすることで、最初1人でつくっていたものが別物になるんです」と説明。
また、岩井さんが「発売日はAKIRAと関係しているんですよね?」と聞くと小島監督は「どのAKIRAかな?」と濁していたものの「発売のタイミングは変わっておらず、順調に進んでいます。もう少しお待ちください」と説明した。大塚さんは、スネークの名ゼリフを引用し「もう少し待たせるぜ!」とコメントした。
大盛況で終了したDEATH STRANDINGのステージイベント。新映像や情報も公開され、本作への期待はますます大きくなる一方だ。小島監督作品だからいつまでも待ちます! という思いではあるが、発売日の決定が待ち遠しいという思いもある。今後の続報に期待したい。
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