ドコモともauとも別路線を歩み始めているのがソフトバンクだ。
ソフトバンクはスマホを徹底的に使い倒したい人に最適!
対象の動画/SNSが使い放題の「ウルトラギガモンスター+」
同社がこの秋にスタートした「ウルトラギガモンスター+」の魅力はなんといっても、月50GBという大容量のデータ定額に加え、定番の動画配信サービス/SNSのデータ通信がカウントされない点にある。スマホのヘビーユーザーにとっては非常に魅力的な内容だ。これと段階制データ定額の「ミニモンスター」の2つから選ぶ形となっている。

月50GBのデータ定額に加えて、定番の動画サービスとSNSのデータがカウントされない「ウルトラギガモンスター+」
なお、「ウルトラギガモンスター+」「ミニモンスター」という2つの新料金プランはauと同じく分離型。端末購入時に月々の料金への割引(「月月割」)は発生しない。機種変更でiPhone XSを購入するユーザーの場合は、「月月割」が発生する従来の料金プランも選べるが、来年1月31日までになっているので注意してほしい。

※1回5分までの国内通話定額は月500円、時間無制限は月1000円のオプション追加で可能
「ウルトラギガモンスター+」「ミニモンスター」の基本プランは月1500円。1回5分までの通話定額は月500円プラス、時間を問わない通話定額は月1500円のプラス。そして、「ウルトラギガモンスター+」のデータ定額は5980円となっている。「ミニモンスター」は2GBを超えると月5480円になるので、月2GBまでのライトユーザー向けだ。
「ウルトラギガモンスター+」で注目したいのは家族で契約すると割引があり(「みんな家族割+」)、その人数が増えるほど割引額が多くなる点点。家族2人ではそれぞれに月500円、3人でそれぞれに月1500円、4人以上だとそれぞれに2000円が割り引かれる。この人数のカウントには「ミニモンスター」の契約者も含まれるのもうれしい。

ソフトバンクでiPhone XSを使う場合の実際の料金は?
ソフトバンクでも、iPhone XSを購入したユーザーが毎月支払う料金(端末代金を除く)を計算してみよう。最初は個人で使うケースを想定している。ちなみに「ウルトラギガモンスター+」に加入すると、来年4月請求分までさらに1000円が割り引かれる「ギガ使い放題キャンペーン+」も計算に加えた。
●通話定額無しの例
月2GBまでの人=5980円(1年目4980円)
月50GB+対象動画/SNS使い放題
=7480円(1年目6480円、来年4月分まで5480円)
ここに対象固定回線の契約者に適用される「おうち割 光セット」の割引を加えると以下の金額となる。
●「おうち割 光セット」適用例
月2GBまでの人=4980円(1年目3980円)
月50GB+対象動画/SNS使い放題
=6480円(1年目5480円、来年4月分まで4480円)
さらに家族4人で加入すれば、月2000円の割引が発生する。
●家族4人以上で「みんな家族割+」を適用した例
月2GBまでの人=4980円(1年目3980円)
月50GB+対象動画/SNS使い放題
=4480円(1年目3480円、来年4月分まで2480円)
という計算だ。対象固定回線や家族による割引がないケースでも、ドコモやauとはそれほど大きくない差額で、月50GBのデータ定額と対象動画サービス/SNS使い放題が得られるが、特に家族で入った場合の料金が圧倒的と感じる。ソフトバンクについては、家族で契約するのが吉と言えそうだ。
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