下り坂やブレーキ時だけでなく
平地でもペダルを止めると自動充電
「アルベルト e」「フロンティア」「ビッケ」シリーズなどの電動アシスト自転車を展開するブリヂストンサイクルは、8月下旬から随時発売予定の2019年モデルの発表会を開催した。会場には報道機関だけでなく、大勢の販売関係者も訪れた。
プレゼンテーションで紹介された新機能は、平地でもペダルを止めると充電する画期的なシステム「走りながら自動充電」。これまで前輪にモーターがついた「DUALDRIVE」を搭載した車種では、左ブレーキ作動時や坂道を下るときに回復充電を行なっていた。今回発表されたのは、その進化版だ。
この機能により、試験では従来に比べて航続距離が最大28%向上したとのこと。この数値はモニターに選ばれた一般人が日常生活で使った実測値だ。
バッテリー寿命が約1.5倍に伸び、長い期間メンテナンスをせずに乗り続けられるようになったことも大きな特徴。一般的には航続距離を伸ばすためには大容量バッテリーが必要だが、ブリヂストンサイクルは競合製品の同容量バッテリーとの比較で、航続距離が17km長く、重量はペットボトル1本ぶん(約630g)軽いとのこと。
この新機能は2019年のすべての両輪駆動モデル「カジュナ e」「ステップクルーズ e」「ビッケ」シリーズなどに搭載される予定だ。
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