「ピリ辛ゆず胡椒のおろしチキンカツ丼」
かつや
7月20日発売(在庫なくなり次第終了)
価格637円
http://www.arclandservice.co.jp/katsuya/fair/fair.html
カツ丼は食べたい、でも暑い、それならコレ
とにかく暑い。日本中が暑い。猛暑、酷暑という表現が似合う気温が続く。こんな季節は食欲も失せてしまう。ガッツリ食べて体力をつけよう! みたいな食べ物もあるが、そもそも、それを食べるのにスタミナがいるという話である。「スタミナ定食」みたいなメニューをぺろりと食べられる人は、そもそもスタミナがあるのだ。
とはいえ、そうめんや日本そばなどの量産体制だけでは、飽きが来るのも事実。さっぱりとしていながら、ボリュームがあるものが食べたいときもある。あるいは、スポーツや仕事などでの大事な勝負ごとの前に、ゲン担ぎしたくなるシチュエーションも考えられる。ボリュームたっぷり、勝負に“勝つ”食事なら、やはりカツ丼か。でも、真夏日だし、さすがに重すぎる……。
そこで、とんかつ専門店の「かつや」に寄ってみる。7月20日から期間限定で販売している「ピリ辛ゆず胡椒のおろしチキンカツ丼」が目当てだ。価格は637円。
その名の通り、チキンカツ丼に、大根おろしとゆず胡椒ダレをあわせ、ネギをトッピングしたメニュー。暑い日にはピッタリのカツ丼といえるだろう。ちなみに、「ピリ辛ゆず胡椒のおろしチキンカツ定食」(745円)も同時発売。
てっきり緑色のゆず胡椒がそのままトッピングしてあるのかと思いきや、タレの状態にして上からかけてある感じ。なので、見た目は醤油がかかっている大根おろしのようだけど、違うのである。
さっそく食べてみる。ああ、さっぱりと食べられる。チキンカツ自体は普通なのだけれど、トンカツと比較すれば脂身が少ないので、揚げ物とはいっても、それほどくどくない。さらに大根おろしがのっているだけで、ずいぶんとあっさりした口当たりになる。鶏のみぞれ煮に近いという感じだろうか。ボリュームはありつつ、脂こくてウンザリということはない。
ゆず胡椒ダレも、辛すぎず、ほどよい塩梅。また、たっぷりのっているネギに目を奪われがちだが、白米の上のキャベツが地味にえらいと思う。カツの衣の脂分を受け止めつつ、タレとの相性も悪くない。カツとキャベツは王道の組み合わせだが、ピリッとしたゆず胡椒の風味、多めのネギの香りともケンカしないので、ことさら相性のよさを感じる。
残念ながら、いまの日本は暑い。なにをどうがんばっても暑い。そんなクソ暑い気候の中で外食をする、しかもカツ丼を選ぶとなれば、もうこれしかない……とさえ思える。まさに、夏向けのカツ丼である。オススメです。
モーダル小嶋
1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。ショートコラム「MCコジマのカルチャー編集後記」ASCII倶楽部で好評連載中!
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