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PS4ゲームもPCゲームも持ち運ぶ時代へ

激遅HDDからの解放!ポータブルSSD「T5」をPS4 Proの外付けストレージに使ってみた

2018年07月13日 12時00分更新

ゲームの持ち運びはPS4だけでなくPCでも有効

 この「ゲームの持ち運び」はPS4だけに限らず、PCでも限定条件で有効だ。「Steam」で購入したゲームは、ゲームごとにインストール先を選択できるようになっている。この機能を利用することで、ゲームを持ち運ぶことが可能になる。

 まず、T5をPCに接続してSteamのインストール先に設定したあと、すでにインストール済みのゲームをT5へ移動。あとはT5を友人宅へ持っていき、友人のPCで「Steam」を実行し、自分のアカウントでログイン。先程と同様に設定からSteamのインストール先として、T5のフォルダーを選択すれば、すぐにプレイできるようになる。ダウンロードする手間も時間もかからないので、より長く友人とゲームを楽めるという寸法だ。

「Steam」の設定から「ダウンロード」の「STEAMライブラリフォルダ」を選択。

T5のフォルダーを選択したいので、「ライブラリフォルダを追加」を選択。

T5のドライブ(今回はドライブG)を指定し、フォルダーを作って選択。

ライブラリフォルダとして追加されたことを確認する。インストール先のデフォルトにしたいときは、フォルダーを右クリックしてデフォルトを選択する。

移動したいゲームを右クリックし、メニューから「プロパティ」を選択。

「ローカルファイル」タブを選択し、「インストールフォルダの移動」を選ぶ。

プルダウンメニューからT5のフォルダーを選択し、「フォルダを移動」を選択すると移動を開始する。

続いて友人宅のPCなどで「Steam」を起動し、自分のアカウントでログインしたあと、先程と同様に設定から「STEAMライブラリフォルダ」を選択し、T5(こちらでは今回はドライブDとして認識)のフォルダーを追加する。

T5に移動したゲームは「プレイ」の表示に切り替わっている。Steamの再起動が必要なときは再起動すれば、すぐにプレイ可能だ。

 以上がSteamゲームの持ち運び方法だ。なお、T5はSteamの「プログラムのバックアップと復元」機能で手軽なバックアップ先として利用するのにも向いている。バックアップのときや復元するときはやや時間がかかるものの、不意のPCトラブルの際、再びゲームを何個もダウンロードする手間を大幅に軽減できる。

 外付けSSDでPS4 Proのストレージを拡張することは単なるストレージの高速化というだけでなく、「ゲームの持ち運び」として活用できるため、ゲームの遊び方そのものが広がる。PCのSteamでも有効活用できるだろう。

 ゲームのロード時間が十分短縮でき、持ち運びに便利なサイズと軽さなので、T5はかなり優秀な選択肢だ。最近のゲーム容量は30GB以上のタイトルが多いので、コストパフォーマンス的にもちょうどいい500GBタイプがオススメ。自宅でも友人宅でも快適なゲーミング環境をサクッと手軽に実現しよう。

■関連サイト
Samsung Portbale SSD T5製品ページ

(提供:日本サムスン)

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