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野球の試合を好きな角度から5G対応端末で観る実験が成功

2018年06月28日 09時00分更新

 KDDI、KDDI総合研究所、沖縄セルラー電話は6月27日、国際電気通信基礎技術研究所および、サムスン電子の協力のもと、スタジアムにおける自由視点映像のリアルタイム配信に世界で初めて成功したと発表。次世代移動通信システム「5G」に対応したタブレット端末を活用した。

 本実験は、6月26日に沖縄セルラースタジアム那覇で開催された日本プロ野球公式戦、北海道日本ハムファイターズ対福岡ソフトバンクホークスで実施した。観客席に5Gのエリアを構築し、自由視点映像の撮影のためにバッターボックスに向けたカメラを16台設置。同じタイミングで多方向から撮影した打者の映像をもとに、任意のアングルからの自由視点映像に加工し、複数の5Gタブレットへのリアルタイム配信に成功したとしている。

 これにより、モバイル端末を介した任意のアングルでのスポーツ観戦が可能になり、スタジアムでの新たな観戦スタイルを提供できるとともに、遠隔でのイベント視聴でテレビ中継とは異なる臨場感を体感できるとのこと。

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