週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

「Prime Student」大学連携施策を追う:

アマゾンが日本の学生を囲い込むワケ

2018年06月08日 10時00分更新

■会員獲得で学生に報酬

 学生向けの「Prime Student」は、会費が月額200円または年間1900円と一般向けの約半額ながら、サービス内容は同等のプログラム。本を買うと10%のポイントがもらえる独自の特典も加わります。

学生向けプライム「Prime Student」

 Prime Studentに積極的に取り組んでいるのが近畿大学です。学生が自分の言葉で他の学生を勧誘する「アンバサダープログラム」を展開しており、今回はアマゾン製デバイスを並べた専用ルームを設けることで、活動をさらに強化しました。

Amazon製デバイスでコンテンツ視聴をゆっくり試せる

 学生アンバサダーは、会員を獲得することで報酬が得られるもの。普通の大学ならこうしたビジネス要素とは距離を置きそうなところですが、近畿大学が掲げる「実学教育」では、学問研究からもお金を稼ぐことを否定していません。その精神に則って成功した「近大マグロ」以降、メディア露出も増えています。

学生アンバサダーがAmazonプライムの魅力を説明する

 学生向け展開にあたって課題だったのはクレジットカード保有率の低さです。アマゾンは対策として2017年11月、プライム会費のドコモとauのキャリア決済に対応。大学側は学生証にVisaプリペイド機能を搭載し、クレジットカードを持っていない学生も不自由しないよう、環境作りを進めているそうです。

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう