週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

Gmail連携のタスク管理アプリ「Google ToDo リスト」が便利

2018年06月04日 10時00分更新

Gmailをメインの登録先や連絡手段として使っているユーザーは多いかと思いますが、ちょっと設定を加えるだけでさらに便利になります。ライターの島徹さんが日常生活でも役立つGmailのTipsをご紹介。

Gmail連携のタスク管理アプリ
「Google ToDo リスト」が便利

 新しいGmailは4月末にリリースされましたが、実はそれとほぼ同時にスマホ向けのタスク、ToDoの管理アプリ「Google ToDo リスト」もリリースされています。

 これまで、GoogleのToDo機能はGmailの一部として提供されていました。ですが、スマートフォン向けの対応はWeb版のみ提供など、あまりサービスが改善されないことから、利用を敬遠していた方もいたのではないでしょうか。

 ですが、今回はiPhone、Android向けに「Google ToDo アプリ」が公開されたほか、前回の連載記事で紹介したようにPCブラウザー向けの新しいGmailでも、右側のサブメニューへToDoをかんたんに追加できるようになるなど、大幅なサービスの強化が実施されました。

4月末より、待望のGoogle製タスク管理アプリ「Google ToDo リスト」の提供が開始された

「Google ToDo リスト」
作者:Google 価格:無料
iOS版のダウンロード
Android版のダウンロード

 アプリの内容自体はシンプルなもので、タスクの追加と一覧、タスク完了後の処理のみとなります。タスク一覧は期限順と指定順を選ぶこともできます。

「Google ToDo リスト」の操作画面。タスクの入力と完了に絞ったシンプルなアプリだ

 Google ToDo リストの強化面はどちらかというと、PCブラウザー向けGmailやGoogleカレンダーとの連携にあるといったほうがいいでしょう。

 前回記事でご紹介したとおり、新しいGmailでは受信したメールを、右側のサブ画面に表示したToDoリストにドラッグ&ドロップするだけで、新規タスクとして登録できます。いちいち新しいタスクとして文字入力する必要はありません。

新しいGmailでは、メールをToDoリストへドラッグ&ドロップするだけで新規タスクに登録できる

 Googleカレンダーでも右上の「<」アイコンを押すと、右側のサブ画面にマイタスクと呼ばれるToDoリストが表示され、タスクを管理できます。また、カレンダーにもToDoリストの内容を表示できるので、カレンダー上でタスクとカレンダーの予定を一覧しやすくなっています。

右上の「<」アイコンを押すと、右側のサブ画面にマイタスクと呼ばれるToDoリストが表示され、タスクを管理できる

 これらの強化により、GoogleのToDoリストはかなり使い勝手が良くなったと言えます。ただし、2018年6月現在ではスマホ向けアプリのGmailやGoogleカレンダーは、まだToDoリストとの連携が進んでいません。今後の対応に期待したいところです。


■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事