人手不足、熟練作業者の減少に向けて設備メンテナンスの現場をでARでサポート
東芝デジタルソリューションズ、設備保全現場作業向けAR「Meister AR Suite」
東芝デジタルソリューションズは5月17日、設備のオペレーションやメンテナンスなどの現場作業向けのARソリューション「Meister AR Suite」を提供開始した。
製造工場やインフラ設備のオペレーションやメンテナンスの現場においては熟練作業者の高齢化・減少により新たな人材の確保・育成が必要となるが、経験が少ない作業者にとっては施設内に点在する対象設備をなかなか見つけられない、点検方法・点検箇所を理解しにくいなどの課題があるという。
Meister AR Suiteは、作業用タブレットが対象設備を認識するとAR表示や音声で指示する「ARマニュアル」、作業者を施設内の対象設備まで安全・確実に誘導する「ARナビゲーション」が用意され、紙のマニュアルを持ち歩く必要もなく作業者をサポートする。
これらのARコンテンツをユーザー自身が作成でき、「ARコンテンツジェネレータ」はノンプログラミングで直感的なGUIを採用することでARの知識がなくても利用可能という。
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