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予告通り、ラックスマンの重箱オーディオにオプション追加

2018年05月04日 07時00分更新

4月28日と 29日に東京・中野サンプラザで開催された「春のヘッドフォン祭2018」。ラックスマンのブースでは、同社がボードメンバーを務めるワンボードオーディオ・コンソーシアムの技術コンセプトモデル「AUDIO OSECHI BOX」の追加コンポーネントとなるCDトランスポート「JU-004“DISC”」の試作機が参考出展された。

Raspberry Piを内蔵し、D/Aコンバーターやネットワークプレイヤーの機能を持つ「JU-001“MAIN”」組み合わせて使用。筐体サイズは揃えている。試作機と言うことで、ストレージ用の筐体を流用し、スロットローディング型の光学ドライブを内蔵した。そのためシルク印刷の1部がそのままになっていた。USBで接続しており、出力したデジタル信号JU-001でアナログの信号に変換する形だ。MPD(Music Player Daemon)に直接トラックを登録したり、インターネット経由で楽曲情報を取得することもできる。なお展示では、ティアックのクロックジェネレーター「CG-10M」からクロック信号を入力してデモしていた。

今回はあくまでも試作機であり、発売時期や仕様に関しては未定としている。一般来場者の意見を聞きながら、最終的な仕様を考え、秋のイベントでの展示も行いたいとのこと。その反響なども考慮しながら、具体的な製品として市場投入していくそうだ。

 

ラズベリーパイ関連では、他にラトックシステムが「RAL-NWT0」を展示していた。ハード的には従来の製品と同等との事だが、ラズベリーパイ向けのディストリビューションであるVolumioではなく、標準OSのRaspbian上でJRiverを動作させているとのこと。そこで、キャッシュ等を読み書きするため、マイクロSDカードではなくSSDを搭載している。使用するソフトの違いによって、音質の変化なども楽しめるそうだ。

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