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カメラマンたちは見た!大型イベントの舞台裏

イベントの熱気を鮮やかに切り取るJAWS写真班、JAWS DAYSを語る

2018年05月02日 07時00分更新

すごく撮りにくいのはAWS Samuraiのあの人(笑)

大谷:撮りやすい人、撮ってて楽しい人とかいるんですか?

中井:前を向いて、堂々と話す人はかっこよく絵になることが多いなあとは思います。

AWSチーフエバンジェリストのジェフ・バーさんとソラコム玉川憲さんとのレアショット!

大谷:逆に撮りにくい人は?

中井:多田(歩美)さんはとにかくまばたきが多くて、すごく撮りにくい(笑)。僕がシャッター切ると、なぜか同期して目を閉じちゃんです。「お前、多田さん撮りすぎやろ」って言われたことあるんですけど、きちんと目開いた写真撮れないからしょうがない(笑)。

大谷:とはいえ、イベントだとなかなか目線くれない人も多くて大変ですよね。

中井:今年はスクリーンとか、PC向きっぱなしの人が多くてやや残念。もう少し、聴衆をきちんと見た方がいいかなとは思います。自分が登壇者になることもけっこうあるのでそういうところ気になっちゃいます。

大谷:確かに記事にする立場から見ても、聴衆にきっちり向き合っている写真を載せたいなと思いますね。

伊藤:とはいえ、JAWS-UGは写真のレベルも高いし、目も肥えてきてる感じ。撮られ慣れてる人多い思いますけどね。

大谷:で、結局、1日でどれくらい撮ったんですか?

中井:1500枚くらいかな。

山下:ミスショットはその場で削除してますが、残ったのは 600枚くらいでした。

米田:1600枚くらいかなあ。

金春:800枚くらい。

大谷:まじか。やっぱり、すごい枚数撮ってるんですね。記事で使わせてもらいましたけど、最終的に納品される写真は相当削ってますよね。

中井:「ピンぼけ」「ぶれ」「目つぶっている」「変顔している」とかは論外で削ります。

すさまじい枚数の写真をチェックする中井、金春両氏

金春:それだけでだいたい半分は減る。PC開けて、帰りの新幹線で気持ち悪くなりながらひたすら消した(笑)。

中井:あと、集めた写真を時系列で見て、同じようなショットや重なったポーズは消しますね。

伊藤:最近は写真のアップも速いんですよ。山下さんとか、次の日の夕方くらいには上げてた気が。

山下:僕の場合、現像からアップまでのワークフローを決めているので比較的早く仕上げられることが多いです。AWS Summitのときも、登壇していただいたお客さんにお配りするための写真をセールスの方々が待っているので、なるべく速く納品してました。

モチベーションはただ「みんなに喜んでもらうため」

大谷:これだけ苦労して、ボランティアで撮影するモチベーションってなんでしょう?

山下:やっぱり登壇者や参加者たちに喜んでもらうためにやってますね。撮った写真もなるべく個別に送ってます。

黒子となるカメラマンの写真は少ないので、お互い撮り合うとのこと(笑)

中井:まめだなあ。山下さんの写真はプロフィールの採用率がすごくてうらましい。

山下:(無言でガッツポーズ)

中井:山下さんが会場で撮影した参加者のポートレートは、雰囲気が出ててめちゃくちゃよくて勉強になります。

金春:山下さんは背景のチョイスがすごい。変なモノとか絶対映ってないからね。

山下:いろんな機材も試せるし、あれだけの大型イベントだと、いろいろチャレンジできて楽しいです。

中井:あと、米田さんは初めていっしょでしたけど、結果的にイビサさんの外国人エバンジェリストの記事とか、米田さんの写真がめちゃくちゃ使われてて、ちょっと悔しい(笑)。

大谷:エバンジェリストは話慣れてるし、外国人はみんな絵になるから写真選んでて楽しかったです。モデレーターの後ろから登壇者を写すショットとか、絶対に普通じゃ無理ですからね。

あと、コミュトーークのレポートも、引いたり、フォーカスしたり、ひな壇と一体化したり、いろいろな写真を混ぜて使ったんです。それで記事自体にもリズムが出たし、なにより自然な笑顔が多くて楽しさが伝わったと思う。

伊藤:個人的には最後の集合写真がめっちゃよかった。無茶振りとその場でお願いしたのに、じゃあ外で撮ろっか、とかテキパキ決めてくれてさすがだなと思いました。

一番後ろまでバッチリ写っているという最後の集合写真

大谷:次は6月のJAWS-UG Nightと11月のJAWS Festaですねー。今のうちから機材のために節約しておかないと。

中井:じゃあ、ここでのお支払いはアスキーさんでOKですかね(笑)

大谷:えっ?

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