PlayStation 4(PS4)で遊んでいたら、いつの間にか結構容量を使っているといった経験はないだろうか。PS4は、内蔵ストレージが500GBまたは1TB、PlayStation 4 Pro(PS4Pro)は1TBとなっている。割と気づいていない人もいるが、PS4のゲームはパッケージを買ってもゲームをHDDにインストールするので、ゲーム機にはある程度のストレージ容量が必須となっている。
1TBあれば、そんなに困らないのでは? と思われるかもしれないが、ゲーム1本につき十数GBの容量が必要。たとえば、未だに人気の高いモンスターハンター:ワールド(MHW)の場合、最初のインストールで約16GBほどとなっている。新しいイベントなどのDLCをインストールすれば、さらに容量を使うことになる。
それに加え、PS4ではシェア機能によってゲームの動画も簡単に内蔵ストレージに保存できる。そのため、1TBの容量でさえ、すぐに埋まってしまうのである。
そんなときに行ないたいのが、PS4やPS4 Proの内蔵HDDの換装だ。しかし、PS4およびPS4 Proに搭載できるHDDは、2.5インチで厚さ9.5mm以下という条件がある。2.5インチのHDDは2TB以上になると厚さは10mm以上になり、しかも価格は1万4000円以上と高めだ。
また、換装するのは面倒という人もいるだろうし、もともとある1TBのHDDがもったいないと感じる人もいるだろう。そこで今回オススメしたいのが、シーゲートがPS4向けとして販売する外付けHDD「Game Drive for PS4」を使って容量を増やす方法だ。
PS4はシステムソフトウェアバージョン4.50以降から外付けHDDが利用できるようになっている。使えるHDDは、USB3.0接続で容量が250GBから8TB以下まで。一度にマウントできる台数は1台ですが、複数台を差し替えて使うことは可能だ。
今回紹介する「Game Drive for PS4」は、2TB(STGD2000400)と4TB(STGD4000400)の2モデルが用意されている。価格はSTGD2000400がAmazonで1万480円、4TBがSTGD4000400が1万7980円。
2TBモデルのサイズと重量は113.5(W)×76(D)×9.6(H)mm、100g、4TBは厚さが20.7mmで重さが225gとやや厚みがあり、重くなっている。2TBモデルは非常に薄くて軽く、胸ポケットにスッポリ入るサイズなため、持ち運ぶにも適している。今回はこの2TBモデルを使ってみた。
インターフェースはUSB3.0を採用。接続用のケーブルも同梱しており、本製品を購入するだけですぐにPS4の外付けストレージとして活用できる。使い方は簡単で、PS4のUSBポートに同梱のケーブルで接続。バス駆動なので別途電源は不要だ。PS4が起動中でもすぐに認識してくれるのでPCと同様に手軽に利用できる。
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