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訪日観光を促進

ANA、自宅からVRで東京旅行できるサービスを提供開始

2018年04月12日 07時30分更新

 ANAホールディングス(ANA HD)は、日米のスタートアップを支援するWiLと、米国VRクリエーター会社Soap Collectiveと共同で、VR旅行体験「BEYOND TOKYO(ビヨンド トウキョウ)」の提供を開始した。

 海外の在住者に向けて開発された旅行体験アプリ。VR内に再現された東京の街を移動しながら渋谷のスクランブル交差点の雑踏を感じたり、現地の人々がくつろぐ居酒屋を訪れたり、原宿ファッションカルチャーを体験したりできるという。画像・360度動画・音声ナビゲーションを通じて、自宅にいながらにして東京とその周辺エリアを探索することが可能としている。

 ANA HDはBEYOND TOKYOを、VRならではの旅行体験を通じて「バーチャルトラベル」という新しいVRジャンルの確立を目指したアプリと説明。日本への旅や日本文化に関心を持つ海外在住の外国人にとって、訪日観光への興味を喚起しやすい内容となっているとしており、今回の協創で新たなエンターテイメント市場の開拓、および新たな訪日外国人誘致を推進できることを期待しているという。

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