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同行できない人も疑似的に旅行が楽しめる

ANA、ナーブ、リコーの3社がVRを活用した旅行サービスを展開

2018年03月28日 13時20分更新

 ANAセールス、ナーブ、リコージャパンの3社は3月20日、2017年9月に実施した体験モニターから改良した新サービスとして、VRの技術を活用した「ANA VIRTUAL TRIP」の提供を開始した。

 VRの技術を使って、旅行に行けない人もVR同行者として疑似的に一緒に旅行ができるというサービス。360度の静止画とリアルタイムなビデオ通話を同時に実現することで、今までは旅行に行けなかった人も一緒に旅行を楽めるとのこと。

 旅行者には専用スマートフォンと360度カメラ「RICOH THETA」、実際の旅行に参加しないVR同行者には専用スマートフォンがセットになったナーブ製VR専用ゴーグル「CREWL」が貸し出される。

 旅行者がスマートフォンのアプリを起動し、RICOH THETAの電源を起動すると自動的に接続状態となり、撮影ボタンを押下して360度の静止画像を撮影できる。撮影データは、サーバーへアップロードされると同時に自動でVR画像データに変換され、VR同行者に共有される。また、リアルタイムに旅行者とビデオ通話もでき、360度のVR画像を観ながら会話を楽しむことが可能になっている。

 これらのサービスは、リコージャパン提供の360度カメラ、およびナーブVRクラウドの技術を採用している。

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