NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクの3社が10日、携帯電話番号だけでメッセージをやりとりできるSMSの進化版サービス「+メッセージ(プラスメッセージ)」を発表。5月9日から3社のスマホ、タブレット利用者向けに提供を開始する。長文のメッセージ、絵文字、写真、動画、専用スタンプ、グループメッセージ、音声メッセージ、地図情報を送受信できる。データ通信のみでやりとりできる。MVNOへの提供については、導入希望に応じて検討を進めるという。
+メッセージは、業界団体GSMA(GSMアソシエーション)が標準化しているRCS(Rich Communication Services)に準拠したサービス。RCSはグーグルが普及を促していた。+メッセージは、電話番号さえあればIDやパスワードなしで使えること、キャリア間で仕様が変わらない点などが強み。LINEやFacebookなどのメッセージングアプリは高度化し、キャリアを問わずSMSよりもたくさんの機能を使えたことで多くの利用者を獲得してきた。
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