CES 2018の取材で2週間ほどアメリカに行っていました。以前の欧州取材では、iFREE JAPANの「MOGO S SIMカード」を「Xperia XZ Premium(SO-04J)」で使用しましたが(関連記事)、今回はタイの通信キャリア「AIS」のローミングSIM「SIM2Fly」を使うことにしました。
SIM2Flyは大きくわけてふたつのSIMがあり、ひとつはアジア圏16ヵ国が対象の「アジア&オーストラリア」と、アジア圏16ヵ国を含む世界70ヵ国が対象の「ヨーロッパ、アメリカ&そのほか」です。今回は訪問先がアメリカということで「ヨーロッパ、アメリカ&そのほか」をチョイス。Amazonのマーケットプレイスで3500円ほどで販売されています。
SIM2Flyがオススメなのは、なんといってもお手軽さ。登録など必要なく、SIMを端末にセットしてAPNなどの設定を済ませたら、ローミングをオンにするだけ。しばらくすると、SMSを受信して通信スタートとなります。
ちなみにデータ量は4GBで15日間です。もし15日間以内に4GBを使い切ってしまうと、128kbpsの低速通信となりますが、一応接続は維持されます。
接続先はTモバイルで、通信速度は下り5.63Mbpsとあまり早くはありませんが、SNSやLyft、Uberなどのアプリを使う程度なら十分のスピードです。
アメリカは空港でSIMを購入できるケースが少なく、キャリアショップや電気店に行く必要があるので意外とめんどうです。また、数日程度なら海外1dayパケがキャンペーンで使い放題、日額980円とおトクですが2週間近くの滞在となるとかなりの金額になってしまいます。なので、4GBが約2週間使えるのはかなりおトクです。
Xperia XZ Premiumで使っていても特に問題はなく、サクサクと通信できます。このSIMは特定の国だけでなく、周遊もオーケーなのでヨーロッパなど国をまたいで移動するときにも便利。現地でプリペイドSIMを買うのとコスト的にも大差がないのでオススメです。
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