レポート中の「Xperia XZ Premium(SO-04J)」はドコモ版ですが、SIMロックを解除してあるので、ドコモ以外のSIMを挿入して使用可能です。そこで今回は海外旅行でSIMを挿し変えてモバイル通信にチャレンジしてみました。
といっても渡航先でプリペイドSIMを購入するのではなく、アプリでプランを購入して、世界各国でデータ通信が可能となるiFREE JAPANの「MOGO S SIMカード」(https://www.ifreejp.com/)を使いました。これは9月に東京で開催された旅行業界の展示会「ツーリズムEXPOジャパン」に出展していたiFREE JAPANのブースでテスト用に配付していたSIMです。
まずは専用アプリをインストールして、配付されたSIMを登録。あとはアプリから渡航先に合ったプランを購入します。データ通信のプランは国によっても異なりますが、アジアやヨーロッパといった複数ヵ国対応の場合、おおむね2ドル/1日。高速データ通信は300MB/1日でそれを越えると低速になります。300MB/1日もあればテザリングでPCやタブレットをつなげたりしないかぎり十分です。
あとはSIMをXperia XZ Premiumにセットして、APNを設定すればOK。しばらくすると、現地の電波をキャッチしてデータ通信ができるようになりました。ちなみに、iFREEは香港が本社のサービスなので、香港以外で通信をする場合はローミングデータをオンにする必要があります。
この「MOGO S SIMカード」を使って、アジアでは香港とマカオ、韓国、ヨーロッパではドイツでテストしてみましたが、どの国もトラブルなく利用できました。現地でプリペイドSIMを買うのと違い、日本であらかじめ準備できるし、飛行機を降りたらすぐに通信できるのが便利です。
Xperia XZ Premiumとの組み合わせも問題なし。今後も使用していきたいところですが、配付されていたSIMは期限が11月下旬まで。日本でも正式にサービスインをする予定とのことなので期待しましょう。
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